堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

艦これACのデッキケースを作った

遅ればせながら、そろそろ酷い混雑でもなくなったので、艦これACをやり始めた。

で、カードを裸で持ち歩くわけにもいかず、何かケースがほしい。

 

http://hobby.dengeki.com/news/183039/

プライズで以前出てたらしいから通販で買ってみたのだが、なんか巨大な代物で、ちょっと持ち出せない。

普段持ち出すのには、1デッキ36枚+α程度とaimeカードが収まる程度のものがほしい。

しかしちょっと見当たらなかったので、自作してみた。

確か高校まで家庭科の授業があったから、その時以来で針と糸を使ったもんで、出来栄えはつらいのだが、まあ自分で使うからいい。

 

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目論見通り、約4cmの厚さに36枚デッキが収まり、aimeホルダーもついている。

ちょっと写真ではわかりづらいが、底面にベルクロがある。上に回る蓋部分にタブを付けてあって、そこのベルクロで固定。

 

縫い針はちゃんと手芸用品店で買ってきたけれども、他のものは大体100円ショップで揃った。

まち針、握り鋏、針山、チャコペン、この辺は別に私が使うくらいじゃ100円ショップで間に合う。

しかし糸はちゃんと手芸用品店で買ったほうがよかったかな。なんか毛羽立ってて、絡まったりすることもしばしばで。

 

確かCanDoだったと思うのだけど、合皮の端切れ(20x20cm)なんてのを売っていた。それも4枚入りで、思ったほどショボい感じでもなかった。適度にぺらいから手縫いも困らなかったし。

 

作り方というほど凝ったことはしていない。

何しろソーイングスキルが低いから、なかなかこれという形にできず、この形になるまで3つ試作品が生まれてしまったが。

 

別に図面を起こすほど複雑なものでもないが、以下のことは踏まえた。

  • カード寸法は63×88mm。スリーブつけるとプラス数ミリほど必要。
  • カード厚みは0.5mmくらいで、スリーブ無しで36枚重ねると20mm足らず。
  • ただしスリーブつけると思ったより膨らみ、A'classのトレカスリーブハードを被せたら1枚1mmくらいは見込む必要があった。40mmあれば十分らしい。
  • しかし、艦これ筐体のカードスロットがおそらく40mmくらいしかなく、「ケースごとカードリーダーに突っ込む」という横着を企てると、「ケースごと押しつぶしながら差し込む」という想定が必要そう。
  • 合皮程度ならケースごと入れても読み込みに支障はなかった。ただしスナップなどの金属部品をつけるとだめかも。ベルクロがいいと思う。
  • スリーブつけると角が尖っているから、布製だと引っかかって入れづらくなる。ケースごと入れるなら布でとも思うのだけど、やっぱりデニムくらいの硬さはないとだめそう。

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友人と自作ケースの話をしていたら「ランドセル型の」とかいい出したのだけど、入れるものの形状などからしてランドセル型は悪くなかったので、今回は機能的に参考にした。

裏が白くなったのは……単に黒の合皮が足りなくなっただけで。

 

ランドセルの名称|ランドセルQ&A|ランドセル工業会

ランドセルっぽくするなら、もうちょっと色々部品や機能がある。

背負いベルトはタイトに取り付ければ、ベルトに通すためだと強弁できるだろうか。

側面に回っているベルトは、確か厚みを絞るためのものだったと記憶していたが、つまみ皮というらしいから持ち手にもなるのだろうか。ともあれ、デッキが少ない時に対応するためとか、筐体のスロットに収めるためとか、もちろん持ち手として言い訳がつく。

コップ吊り(コップ吊ったことないけど)は……なんと言い訳しようか。

ランドセルであること自体については、単に朝潮型の艤装を参考にしたと言い張るだけのことだから、艦これ用品として特に問題はない。