ひょんなことから、120GBのSSDがふたつ転がり込んできた。
じゃあ、ということで、寝床ノートのThinkpad L412に入れてる64GBのSSDを、入ってるUbuntuごと換装することにした。
ddrescueでディスク複製
やりかたは、ここを参考にしたんだけど、ちょっと記事のほうが古くて微妙に今は違っていた。しかしまあ、幸い私のようなタコにも、やってることの意味がわかる内容だったから、そのようにした。
でまあ、Ubuntuが動作中にやるな、という当たり前のことを書いていたが、Live CDを作るのがめんどかったのでそのまま乱暴にも実行してみた。
ディスク接続
Ubuntu 16.04が64GB SSDのシステムドライブから起動した状態で、USBで128GB SSDをつなぐ。
新SSDのパーティション削除
ここはコマンドラインでやらずに、GPartedを使った。端末からsudo gpartedで管理者権限で起動する。
システムドライブ(64GB SSD)が/dev/sdaに、新ドライブ(120GB SSD)が/dev/sdbになっているのを確認。
120GB SSDにはWindowsで作ったNTFSパーティションがあったから、これを削除。新パーティションは作らない。
ddrescueで複製
sudo apt install gddrescue で、ddrescueをインストール。
sudo ddrescue -v /dev/sda /dev/sdb --force で、ディスクの複製が始まる。(--forceがないと実行されなかった)
さすがに、これを実行する前に終了できるものは終了し、実行中は触らないようにした。気休めだけど。
GPartedでパーティションサイズ変更
終わったら、120GBの新SSDに、急SSDの64GBパーティションが丸ごと複製されているので、そのパーティションのサイズをGPartedで最大まで変更する。
ディスクを入れ替える
シャットダウンして、新しい120GB SSDをPCに入れる。
再起動後の修正
再起動後、最初はすっと起動したんだけど、sudo apt upgradeしたら、多分もう入れてあったと思われるアップデートがまた出たりしていた。
他にもちょこちょこ微妙な動作するところがあったが、再起動したり色々してるうちに、起動しなくなった。
(initramfs)というプロンプトが出ちゃうやつ。これはポピュラーなトラブルらしい。
fsckで復旧
諸説あったのだけど、fsck /dev/mapper/ubuntu--vg-root -y で復旧が始まり、一通り済んで再起動したら、いつも通り起動するようになった。
変なタイミングで強制電源断とかしてファイルシステムに異常が出ると発生するトラブルらしいが、動作中のLinuxを丸ごとコピーしたディスクはそりゃ、同じような異常は起こしそうなものだ。