心房細動からの巻き返し
宝塚記念はブローザホーン号が優勝。管理する吉岡厩舎は中央GI初優勝です。当馬は昨年の京都大賞典で心房細動を発症しましたが、当方が記録を控えている02年以降で心房細動を発症した馬がその後中央GIを優勝したのは初めてのようです。
— 中央競馬のためにならないツイート (@horsedatac) 2024年6月23日
私が好きでフォローしてる「中央競馬のためにならないツイート」に、今回の宝塚記念についてこういうネタが出てきた。
でまあ、私はネーハイシーザーのファンなので、菊花賞で心房細動起こしてへろへろで戻ってきて(ゴールはした)、その後天皇賞を勝ったから、02年以前の例としてすぐ思い浮かんだ。
そうかブローザホーンはネーハイシーザーと同類か。いいね。
心房細動ってまあ、別に命に関わるような深刻なものでもなく、ネーハイシーザーの愛嬌を醸し出すものの一部みたいなとこもある。
心房細動を起こして、その後GIを勝った馬、軽く探してみた。
探し方
「GI勝利」という条件がつくなら、大体の競走馬はWikipediaに立項されているので、「心房細動 競走馬」と検索したら出てくるんじゃないかと思ってやってみた。
これだと地方GIの勝馬も出る。
見つかった馬
- ネーハイシーザー (93年菊花賞18着 → 94年天皇賞秋勝利)
- ヴァーミリアン (06年東海ステークス13着 → 07年川崎記念・07年ジャパンカップダート)
- ゴルトブリッツ (11年みやこステークス15着 → 12年帝王賞勝利)
- ブローザホーン (23年京都大賞典競走中止 → 24年宝塚記念勝利)
ヴァーミリアンが心房細動の後に中央GI勝っちゃってるな。
ただ、「心房細動で競走を中止してから中央GI勝利」ならブローザホーンが初かな。
心房細動は起こしてもそのまま完走はすることが多い。ネーハイシーザーの菊花賞なんて、上がり3F61.9秒で勝ったビワハヤヒデに39.9秒差という記録。
また、うぃきぺなので正確かどうかわからない。
「心房細動を発症した」とJRAから発表されたかどうかまでわからないとか、そもそも間違ってるとか色々ありえる。
GI勝ち以外に見つかったネタが以下。
- 心房細動発症後、次走に勝利
- 心房細動発症後、海外重賞勝利
- ステイフーリッシュ (21年札幌記念競走中止 → 22年レッドシーターフハンデ・ドバイゴールドカップ)
- サムソンビッグの逆3冠を阻止したトラストカンカンの皐月賞は、心房細動による最下位入線だった。
というところ。