堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

PC雑記2024/01 新PC

 いろいろ。

 

情報セキュリティマネジメント試験

 正月が終わってすぐの週末、1月13日に受けてきて、30分前に余裕持って着いたら前倒しで始めていいといわれ、120分の試験時間を半分残して終わり、600点で合格のところを840点あったからまあ合格してるんだろう。発表は2月中頃らしい。

 まー、私くらいのがこの程度の試験はさらっと通らんといかんよな。(合格点を確認してからイキる行為)

 

 使ったテキストはこれで、技術評論社ならまあ間違いなかろう……と思って選んだんだけど、まー、「ここある程度元々知ってないと意味分からなくない?」とか「この話そこまで掘っても難しいだけでは?」とかけっこう思ってしまいつつ、合格点取ったからまあ用を成していたんだろう。

 

新PC導入

 そういえば、昨年更新したPCについて、下書きのままほったらかしてしまっていた。買ったの8月だぞ。

 書いておくと後で確認するのが早いので

 

 前回は自作PCだったんだけれど、今回はパソコン工房眺めてたら、売れ残ったであろう第12世代のCore i5-12400が載ったのが結構安く出ていた。

 Windows 11もProにして、電源は750Wにして、ノートンの体験版なんかいらんと言うの忘れて、内蔵マルチカードリーダーもつけて、CPUクーラーを少し格上げしてもらって、シルバーグリスにしてもらって、M.2 SSDヒートシンクつけてもらって、添付マウスをロジM221にしてもらった。
 まあメモリが8GBとか、システムSSDが500GBだとか若干物足りなさもあるのだが、これは手持ちを移植すれば十分。

 これで92,902円。破格というほどじゃないけどまあいいかと。

 で、頼んだら3日後にきた。早い。

 

構成チェック

 商品名としては、STYLE-M06M-124-UHX-Lというものらしい。

 構成表にも、具体的にこれを使うと明示されてるものとされてないものがあったので、届いたところでチェック。

  • CPU: Intel Core i5-12400(記載あり)
  • マザーボード: AsRock B660M ver 1.01(B660Mチップセットとのみ記載。おそらくOEM向け機種らしく、AsRockの製品情報には見当たらなかった)
  • 電源: Enhance ATX-3175GA(700W [80PLUS GOLD認証] / ATX電源と記載。自作市場では地味だけどOEMでよくあるメーカー)
  • CPUクーラー: ID COOLING SE-224-XTA(だと思う。9cmサイドフローCPUクーラーと記載。3000円くらいのやつ)
  • グリス: シルバーグリス Arctic Silver 5(記載あり。組立時に塗布)
  • モリー: DDR4-3200 8GB(Kingston CBD32D4U2S1MF-8が1枚だった)
  • 1st ストレージ: Intel 670p 512GB(500GB SSD / NVMe M.2 [PCI-e 3.0×4]と記載)・SSDヒートシンク(オプション)選択
  • 光学ドライブ: LG GH24NSxx(左のように記載)
  • 内蔵カードリーダー: [CX401 SDHC/SDXC対応] / [microSD・M2を直接挿せるスロット装備]と記載
  • ケース: HEC 6TJU(記載あり)

 まあ当然だけれど低価格帯のスタンダードPCだから、自作でパーツ単位で吟味して選ぶような良いものは使ってなくて、OEM向けの地味な、よく言えばコスパ高い系のパーツが多いかな。

 これに、以下のものが前のPCから移植された。

  • HDDx2(WD Blue WD80EAZZ、Seagate ST4000DM004)
  • SSD: Crucial P1 1TB
  • メモリ: 16GBx2 (8GBは取り外し)
  • GeForce GTX3060 12GB

◯意外にも静か

 使い始めてみると、前のPCに比べて大幅に静かだった。

 CPUファンを大きいのに変えてあるのが効いてるのかな。前はSkylake世代のリテールクーラーだったから、静かとは言い難かった。
 ケースもちょっと良いのかもしれない。前のケースがENERMAX Fulmo Qなる4000円のやっすいやつで、CPUファンだけでなくHDDの回転音も伝わってきていた。

△ケースは悪くはなさそうだけど

 上記の通り、音がわりと静かなのがケースの質かもしれない。廉価なラインのものだろうとは思うけど、昔は安いケースって鉄板の切り口すら処理してなくて怪我するようなのがあったもんで、それを思えば随分良くなったな。

 ただ、5インチベイやフロントUSB・メモリーカードスロットにいちいち蓋があるタイプ。ゲームパッド差してると蓋が開きっぱなしで、そのうち足引っ掛けて壊すだろうなあと思う。

△内蔵カードリーダーは、私はいいんだけど

 ちょっと意外なのがカードリーダーで、マルチタイプでSD・MicroSDメモリースティックメモリースティックM2・コンパクトフラッシュ・xDカードまで対応する。
 が、これUSB2.0接続で、Sandisk Extreme PRO 256GBを挿してみたところ、読み込み40MB/s、書き込み32MB/sと出た。USB3.0のカードリーダーなら90MB/sは実測で出るカードなんだけど。

 SDカードリーダーとして使うつもりでオプションを選んだら、「失敗した」と思われるんじゃないか。対応メディアはSDカードしか書いてなかった。CX401という型番はあったとはいえ……。
 xDまでいけるマルチカードリーダーでUSB3.0対応のものは私は見たことがないから、マルチだと書いててほしかったかな。だったらUSB2.0だろうと判断した上で、私はxDやメモリースティックを使うからつけると思う。

マザーボードについて

 OEM用マザーらしいけど、多分AsRock B660M-HDVと映像出力端子の違いくらいじゃないかな。(HDVはDisplayPort/HDMI/アナログ、手元のはHDMIとDisplayPort)
 AsRockは使うの初めて。自分で選ぶとGigabyteにするし。

 

 これは私の常識が古かったんだけど、メモリースロットは4本あるだろうと決め込んでたら2本だった。
 MicroATXでも、Z170世代のは4本あるのが多かったと思うんだけど、今の世代はスペースの都合が生じてるっぽい。CPUまわりに空けるスペース広がってるとかかな。

 ということで、前は16x2・8x2の48GBだったのが、乗り換えで32GBに減っちゃった。
 2017年に16GBにしたら余裕たっぷりな感じだったけど、2023年にStable Diffusion触ってついに不足を感じて増やした。
 2023年の32GBは、いつ不足を感じるようになるだろうか。

 

 M.2スロットがふたつあって、(B660M-HDVと同じであれば)CPUに近い側はPCI-e 4.0対応、遠い側はPCI-e 3.0まででSATAのも使えるらしい。

 しかしSATAは、前のマザーは6本あってSATA Express対応だったけど、今回ただのSATAが4本。(SATA Express対応機器なんて見たことないけれど)。
 4つもあれば十分じゃないかと思いつつ、適当に余ってるSSDをテンポラリドライブに入れとくとか、そんなことしてたら使い切るな。

SSDヒートシンク

 オプションで選んでたんだけど、なんと空いてる方のスロットにまでつけてくれていた。

 モノはネジ穴あけた3mmくらいあるアルミ板のようなものだった。SSDってチップ上にラベル貼ってるけどどうするんだろな、と思ったら、そのまま熱伝導性があるんであろう分厚い両面テープで上から貼っちゃっていた。ラベル剥がしたら保証に問題ありそうだし、仕方ないか。
 果たして効果あるんだろうかこれ、と思ったけど、まあ空いてる方までつけてくれた気持ちを受け取る。