堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

ローエンドスマホと電池劣化と仕様の壁

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 あんまり使わないけどたまに使うから維持しておかねばならないサービスがあるが、常用してるスマホにアプリを入れると鬱陶しい、という事情で、古い格安スマホ、ZTE Blade E1を専用端末にしていたのだけれども。

 このBlade E1が起動しなくなった。

 電池の容量が抜けてしまって、充電してもすぐ100%になる。しかし起動しようとすると、すぐ電池切れで落ちる。
 電源ケーブルをさして充電しながら起動しようとしても、起動シーケンス中は充電を止めてバッテリー駆動になるみたいで、起動完了前に力尽きて落ちる。
 バッテリーは交換できない。

 デジカメみたいに取り外せるバッテリーだったら、外して活を入れる手段なんかもあるんだけれども、外せないとなると詰むなー……

 

 

開けてみた

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 バッテリー交換不可といいつつ裏蓋は開くタイプ。MicroSDカードが裏蓋下に。
 さらにネジ止めの保護パネルがあるので取っ払ってみると、上のような状態になった。

 で、バッテリーに端子がつけられてれば、デジカメ用の汎用充電器の機能を使って活入れてうにゃうにゃしようかと思ったけど、見ての通り、フレキで接続されている。
 これを私の手元でどうこうするのは難しい。
 交換できるバッテリーパックがあれば入れ替えるくらいはできるけども、Blade E1のようなマイナー機種だと、私にはちょっと調達できないな。

 

 まあ、2016年に12800円で売られてたローエンドモデルだから品質も性能も望んでいなかったけれども、それにしたって2年半くらいで電池が完全に容量抜けとは粗悪すぎるな。どうもこうもならん。

 

dtab d-01Gがやってきた

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 でまあ、適当に中古を探すと、dtab d-01Gが出ていたのでこれを買った。
 スマホよりタブレットのほうが、ちょっと大きめの画面がほしい時に使う用途もあるかなっと。

 2015年春モデル。Blade E1より古くなってしまった。
 dtabなんてのも地味な端末だと思うけれど、これは2代目モデルで、たまに代替わりしながら2018年にも新型が出ているようだ。まあHuaweiのMediaPadシリーズをdocomo向けにマイナーチェンジしてるだけっぽいが。

 

 Android 4.4だったのだが、5.0にアップデートできるやろ、と思いこんで買ったらできなかった。勘違い。さしあたりは問題はないけれど。
 やろうと思えばMediaPad用のファームウェアを突っ込んで5.0にできるらしいが、まあ今回はややこしいことして遊ぶ目的ではないので。

 

 Huaweiの端末はKirinなるSoCを使っていて、これはKirin 910だった。Cortex A9のクアッドコア、1.6GHz。
 GPUはMali 450 MP4だから、この頃の下っ端モデルによくあるやつ。MediaTekだとMT6582にも使ってる。おそらくGPUもCPUも同等くらいかな。

 メモリー1GBは並、ストレージ16GBは下っ端にしては多め。

 しかし、なんかd-01Gは妙に体感的に遅い気がするな。
 似たような時期の、クアッドコアで1GB/8GBくらいのローエンド端末はいくつか触ってきたけど、d-01Gが一番鈍いかも。
 アプリの起動とかで妙に待たせる感じがあって、起動が終わって操作してる分にはさほど遅くは感じない。ストレージのアクセスが遅いとかあるのかなあ。

 

 ディスプレイは1280x800で、横置きで画面内にボタンが出てる状態で16:9(1280x720)になりそうな感じの解像度。ちゃんとIPS液晶。

 せっかく前より少し画面が大きいので、台所でYoutubeを流しておいたりするのに使っている。
 横置きでちゃんとステレオ音声になるし、音質も悪いと言うほどでもなく、人の声あたりの音域は得意らしくて、Vtuberが雑談してるような動画であれば特に不満はなかった。

 ただ、Abema TVをアプリで再生しても、どうも追いつかずにぶちぶち途切れる。
 CPUパワーが足りなくてデコードが間に合ってない感じっぽい。まあ古いからなあ。