今年はPENTAX100周年ということだし、フォトコンテストにも出してみたいなと思いつつ、そのためにはまず先立ついい写真がないといかん。
なかなか私くらいの行動力では、山の上の絶景を狙って2000メートル以上登山するとか、棚田に三脚据えて雲と太陽がいい感じになるまで何時間でも待つとか、なかなかできそうもない。
かといって町中で印象的なスナップを切り取るような腕もないのだ。GRの写真展とか見ると、マネできないなーとよく思う。
ま、私の場合は数撃たねば仕方ない。
やっと梅雨入りしたところで、長居公園植物園にいってきた。
なかなかのあじさい園があるのだ。
さっそく行こう。カメラはK-70にFA50mmF2.8マクロと、THETA Vだけ。
DA12-24mmくらい加えてもよかったかもしれないが。
写真展に出してみようなんて写真を撮る場所ではないけれど、自然史博物館も結構好きなスポット。
ペンタスの花壇を切り取ってみる。
絞りを開けたのと絞ったのとを撮り比べておいたが、絞るとこぢんまりと花壇感がでちゃったので開けたほうがよかった。
整然と色が重なる感じはいいなと思ったのだけど、すぽーんと咲いてるピンクの花。
もうちょっとバランスいい位置に置ければいいアクセントなんだけど、これ以上カメラを上に向けると通路の舗装が入っちゃう。
カメラの位置を高くすると良かっただろうか?
うーん? 半端やな。もっと花を大きく寄るべきか。場所的に無理だったと思うけれど。
私の場合は、APS-Cの単焦点50mmで撮ってると、もっと広角が欲しいことより望遠が欲しいことのほうが多いな。スターレンズ持つならDA★50-135mmF2.8が適切かもしれぬ。
このヤシ並木好き。
ヤシを画面に取り入れるかと考えて撮ってみたけど、そもそも曇り空では映えないな……。
ヘメロカリスを種々植えてる小山があるのだが、どうもワルナスビが繁茂しちゃってるようで、ヘメロカリスとワルナスビの競い咲き状態。
多分ワルナスビだけ除去するの難しい状態なんだと思う。なんせワルナスビは除去が難しいからなあ。
まつぼっくり満開。
ダリア園はちょっとタイミングが遅かったかな。きれいな花はもうほとんどない感じ。
何という花かわからんかったが、花壇で栽培していた。菊なんだろうか?
あじさい園
やってきましたあじさい園。
Photodnでも色んな人のあじさい写真が流れていたが、あじさいは人によってかなり撮り方の癖が出やすい気がした。
ひと房だけどーんと寄るか、少し引いて他の房と並べるか、あるいはもっと引いて景色にするか。
いっそこう寄ってはどうだ。
私けっこう日の丸構図好きなの。
日の丸がダメって、基本的には人の顔を撮るときの話と思う。人のバストアップを日の丸にしたら、全く無意味な空間が上と左右にできるから間抜けになるってだけで。
なんかえらく目立つゴーストみたいなのが出たな。なんだこれ。漏れた光がボケたんだろうか?
自分ではこのカットは好き。変な構図のようで、白い花びらが描く曲線が案外安定してる感じ。
まあ撮るときにミスって変な構図になっちゃったのに後付で理由つけたけど。
このカットも絞るか開けるかで撮り比べたけど、開けると背景に入れた水面の反射がボケすぎてよくわからないものになっちゃってた。
しかし、これポートレートでいえば首切りの失敗写真やな。あじさいは、花を顔に見立ててポートレートを撮るような感覚を持つべきだったか。
ダンスパーティという変わった咲き方の品種。花が向かい合ってるところがあったので切り出し。
ちょっとサイズが違うから、親子と見立てるか。しかしそれぞれ脇に控えてる人もいるように見えるし、謁見の図みたいにも取れるな。
しかし惜しい、これピント合わせるなら手前じゃなくて奥の花だった。
しばらくぶりに行ったけど、やはり長居公園植物園は楽しい。
6月はあじさいウィーク、7月にはハスウィークらしい。ここのハスはちょっと距離があるはずだから、狙うなら望遠ズームが要るかな。