堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

漫画サイトの読んでる作品を数えた

 たまに友人と漫画の話をして、オンラインで読んでる漫画を「これ面白いぞ」と勧めたりもする。

 のだけども、私ら世代はまだまだ漫画は、まず雑誌連載を読んで気に入ったら単行本を揃えて、といった行動様式を取っていた慣習が残ってるので、作品をあげると「それなにでやってるの?」と聞かれる。
 しかし、私は年の割には漫画雑誌を読む習慣が薄くって、わりと早くからウェブ漫画の方を、あまりレーベルなど気にせず単品で読むスタイルを身に着けてしまっており、「なにで、って聞かれても掲載サイトは全く気にしたことがない」となってしまった。

 

 そういうわけで、ここ何年かに読んでいた作品がまだブックマークに残っていたので、現在読んでるもの、連載が終了したもの、終わってないけど読まなくなっちゃったもの(どれがそうかは明示しない)など、片っ端から掲載サイト別に分類してみた。

 サイトは、読んでる作品が多いものから。
 作品はブックマークの上からで、並び順に特に意味はない。

 ニコニコ静画にはインディーズ的なやつもあって、一応単行本出ない感じのは外した……んだけど、まあそのへんは曖昧。

 

 

 ブックマークにはあったけど、サイトのシステムを把握出来なくて読めないから読んでないのがサイコミの「うまむすめし」。あれなんなんだろう……?

 

 でまあ、数えてみると圧倒的にコミックウォーカー読者だった。

 しかしコミックウォーカーは電子書籍のブローカーみたいなイメージだったから、何らかの色がついたプラットフォームとしてコミックウォーカーを選んでるイメージはないなあ。

 

 そしてほぼ同数あったニコニコ静画も同様だった。
 動画サイトとしても文化圏としてもニコニコは嫌いな方なんだけれど、まあここはインディーズも載せて幅が広いのはある。
 私はけっこう嫌いなのは強く嫌がってしまうので、雑誌を買ってた頃だと、3作ほど不快に思える作品があるとそれで購読やめたりしちゃってたんだけど、ウェブコミックの場合は別に、どんな酷いのが載ってても読まなきゃ関係ないので。

 

 ……と思ってたんだけど、ヤンマガWebはなんというか、同じヤンマガWebに載ってる作品の広告が酷いから、たまに読んでも引いてしまうな。
 上の読んでる漫画のラインナップから見ても、別にエロや下品をそんなに嫌ってるわけじゃないのは伝わると思うんだけれど、ヤンマガWebのはちょっと想定を下回るくらい下品、かつそんな気ではないときに来るから。

 

 サイトとして好みに合ってる感じがするのは、まあサンプル少ないけど、くらげバンチはわりと好みに合うのが多い、不快なほど嫌なのもでてこないイメージ。
 紙の雑誌のバンチを創刊からしばらく読んでたけれど、あれ読んで「男たちの好日」とか「ターキージャンキー」とか面白いと思うタイプに向けたイズムがなにかくらげバンチに残ってるかもしれない。適当にしか言ってないが。

 他は、もうサイトに1作しか読んでないとかが多いから、それが面白くて読んでるというだけになっちゃう。サイト関係ない。

 本当のところ、私が一番合うのってコミックオギャーだろうとも思うんだけれど、そのサイトの名前だけ圧倒的に気に入らないから認めたくないんだ。

 

 雑誌の頃だと、面白いもん載ってると、できるだけ単行本買って連載を、また掲載誌を支えておきたい……という気持ちがあったもんだけど、今はなかなか。
 あまりにも、ファンとして作品についてるんであって、サイトについてるわけじゃないのが明確すぎる。

 もっと小さい頃は、コロコロコミックというプラットフォームが好きなんであって、個別の作品を特にどれか際立って好きってわけじゃない、って感じだったんだけどな。何しろ子供だったので、コロコロ買ったら他に何も買えなかったから、それに全振りするしかなかった。
 選ぶ自由度が上がるほど、プラットフォームはどうでもよくなっちゃうかな。

 

 しかし、こうも作品しか見ないスタイルになってしまうと、たまたま情報が入って読み始める以外のリーチがなくって、どうしてもアンテナが低くなる。
 まんがタイムきららを4誌購読してた頃は、きらら系四コマだけでも毎月いくつも単行本買ってたもんだけどな。
 ああいうのも必要なのだろうとも思う。
 といって、Web漫画サイトひとつ全部読むとかちょっと無理だしなあ。やればできるのかもしれないが、なんか無理だなあ。