私も友人も、もう新しいモノに素早く反応できなくなってきたロートルオタクおじさんになってきた平成最後の年。
友人の中では早めにバーチャルユーチューバーを見るようになった私が、今私が見てる、つまりはおじさんにも比較的楽しみやすいかと思うVtuberをリストアップしてみる。
目次
あ、敬称略で。
鈴鹿詩子
26歳ショタコン腐女子、配信はしばしば多量に酒を飲みながら行う、歌のお姉さん(リアル職業がそんな感じのことらしい。自分が歌う動画を配信するわけではないたまにやってる)。
鈴鹿詩子雑談#3 801板 VS VIPPER大戦に参戦した話を当時の801板住人視点で語るよ!【にじさんじ公式】 - YouTube
基本的にはキャラクターを面白がるタイプで、私ら世代にとって笑えるエピソードが披露されるのはこのへんだろうか。
挨拶だけはアニメ声を出すんだけどすぐに忘れて、大体低い地声でしゃべる。
作業中に流しておくときなど、甲高くないボイスが耳に優しい。
雑談系というのか、一時間くらいトーク配信をした動画のアーカイブが大半。
ラジオ流しておく感じの聞き方が合うかな。作業中にスマホで鳴らしておくとか。1時間ちょっとだから、1本終わったら一休みとかタイミングも取れるし。
ちょっと変な話だけども、結構配信上のミスが多かったり、あんまりテクニカルなことをやるわけでもなかったりして素人くさいというか。そういうところもまた愛嬌で、聞いてる方もゆるくいける。
聞く順番は、単にアーカイブの古い方から順にやるのがいいかな。
最初の方で、詩子おねえさんの愛すべき人物が表出する。
月ノ美兎
こちらはかなり人気が高いので、わりと耳にする名前かと思う。
私も最初はここから入った。
なんというか、童貞を殺すヒロインみたいな見た目で現れて、まるで違う種類の童貞を殺しにきたような。
「サブカルクソ雑魚ムカデ委員長」で検索すると彼女がヒットする。
多くはトーク配信か、あるいは変なゲームの実況配信。
なんとも中の人に癖が強いのは勿論として、話が上手くて瞬間的に印象的なフレーズを生み出したりする。
たまに他のVtuberとのトーク配信を行うんだけど、会話を回すのが上手いから誰が相手でも面白くなる。
さすがに人気者だけあって、受ける範囲広そうな感じはする。
動画アーカイブは、古い方から順に再生していくのがいいかな。やはり最初の方で人となりが暴露されるので。
宇宙物理たんbot
現在Youtubeと紛争中で、「bot」が消えているんだけれども、元々Twitterで宇宙物理ネタをツイートしていた手動ツイートの多い学術たんbotだった。
もう何年前かな、Twitterで「○○学たん」と名乗って、萌えキャラ風の見た目と口調でディープな学術トークを繰り広げるのが流行ったの。
宇宙物理たんbotは、中でも特に面白かった(と私は思う)アカウントだったけれど、今年になって突如、バーチャルユーチューバーに化けた。
まだ動画数が多くないので、内容的にはここで解説するより見た方が早いと思う。
宇宙物理学というとにかく数字のスケールが馬鹿でかい学問の世界を、数式の読めない文系素人にも面白く伝える。
これは面白いと思う方が普通なので、相手かまわず勧める。
Twitterの方も。
日雇礼子
私が知ったときは名前だけ聞いたんだけど、名前だけでネタがわかる。
関西人にとっては、できれば関わりたくない、しかし一方的に蔑む人がいると反感も覚えてしまう、釜ヶ崎=あいりん地区。そんなところからディープ大阪を配信する。
大阪人にとってのあいりん地区って、まあ子供の頃には「ちゃんとせんと、大きなったらあいりん地区でホームレスになってまうで」とか脅されたりもする土地だった。
しかし、高度経済成長の時代に都市やインフラをその手で作ってきた人たちの集まる場所だったと、大人になる頃には知る。
尊敬しなければいけないとまではいわなくても、後ろめたさとかも覚えざるを得ない、まあ複雑な感情があるね。
関西人だったら、単に異世界を見るような感覚以外の何かも得られると思う。
別に動画自体はそんなたいそうな語り口はしとらんのだけどね。
Deep Web Underground
長いのでもっぱらDWUといわれている。
細かいアングラネタ動画も多いけれど、主たるネタはディープな人へのインタビュー。これも説明するより見る方が早いなあ。
【漫画村】クローズアップ深層 ゲスト:Cheena【#001】 - YouTube
DWU VS イスラム国に参加志願した北大生【#003】 - YouTube
Blank room soupとかSad satanとか、アングラネタをぽーんと放り投げてくるので、ネタが通じないから検索してみよう、なんて思いがち。
だけど、下手に検索するとグロ画像くらい見せられることもあるので注意。
トップページ - 検索してはいけない言葉 Wiki - アットウィキ
「検索してはいけない言葉Wiki」などが役立つかもしれない。
おめがシスターズ
おめシスは真っ当に面白い感じかな。
動画の数が多いけれど、1本が短い。
大まかに、歌ってみた(なかなかうまい)、ゲーム実況、トークの三種類。
興味があるところをつまみ食いでいいと思うけど、トークで仕込むネタが面白くておすすめ。「ガンプラ作って3Dスキャンして格ゲーのキャラにして遊ぶ」とか、「自分の3Dモデルのリボンを大きくしていって、相方がいつ気付くか」とか、目の付け所がシャープ。
二人組だから掛け合いがあって、その点でもソロのVtuberとは差がつく。
たまにソロのVtuberがコラボしてトーク配信になったりもするんだけど、あれはとりとめなくなりがちで、元々どっちか好きな人向けって感じになりがち。
おめシスは恒常的にふたりで、おめがレイがネタ振りとツッコミ、おめがリオがボケで安定してやれてる。
アーカイブの動画は、特に順番などはかまわず、好きなものを好きな順番で見ればいいタイプ。
ふぇありす
ここは私もまだ見始めたばかりで、ほとんど見れてないんだけれど。
適当にサーフしていたら、
発狂寸前!?超魔界村を一日でやってみた結果・・・ - YouTube
こんな地獄みたいなことやってるのが見つかって。
最近「バ美肉おじさん」というて、美少女キャラクターに、ボイスチェンジャーなどを駆使して声を当てたおじさんのVtuberが出ているんだけれども、ふぇありすはもっと前から「両声類」といわれていた、女声を出す男性。
まあ私は超魔界村で入ったので、後から他の動画見て男性だとわかって困惑してるところなのだけれど。なんで高難易度ゲームにクソほどハマってブチ切れた時まで女声を維持できるんだ……
両声類ふぇありす&バ美肉まぐろなちゃんの声の作り方対談動画があって、リンクはその解説記事。これがVtuberの最先端か。
〆
ということで、以上が今のところ私がチャンネル登録してるVtuberの皆様でした。
やっぱり流行り物には結構な才能が集結するもんで、若い子向けかなあと思いつつもチェックしておいて損はないな、と思ってるとこ。
現在のところ、ふぇありす以外はほとんどアーカイブを見終えてしまっているので、もし面白いVtuberがあればこっちにも教えてもらいたし。