Monacoin掘って遊ぶのに、やはりCPUでは非力過ぎる。
しかし刺さってるGPUはRADEON 5450と写るだけみたいな代物で、sgminerも動いてくれない。Core i3-6100の内蔵グラフィック(HD530)もなぜか同様。
そういうわけで、Monacoinに関しては圧倒的に有利らしいGeForceの適当なやつないかなー、と。
そんなことを思いながら徘徊してたら、GT1030がなぜか7000円切りとえらく安く売っていた。安くても8500円くらいかと思ったんだけど、なんか1店だけその値段で。
これはちょうど良さそうでもあったので、決定。
目次
買った
モノは、MSIのGeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC。
まあMSIならそんな変なものでもなかろうし、ボードがロープロファイル対応じゃないのも好ましい。
ロープロファイル対応だとファン径が小さくなるから、だいたいノイズがひどくなるの。前にGTX750Tiでそういうの買ってうるさくてたまらなかった。
音の小ささについては期待通りで、CUDA全開状態でも低く静かな音が鳴っているだけ。CPUファンの回転が上がるとそっちのほうがうるさいくらい。
Ask MonaにGeForceの速度比較推定値があるけれど、GT1030はローエンドといえど最新のPascalアーキテクチャ。
先代MaxwellのGTX750Tiを少し超える、先々代KeplerのGTX780にやや劣る程度、GTX680を超える、とある。
とにかくPascalが強い感じなので、本気で掘るにせよカジュアルにやってみる程度にせよ、わざわざ買うならGTX10x0にしておくのがいいのでは。
またPascalは消費電力も低くて、いろんな意味で怖くない。
GT1030まで下げれば、消費電力も30Wで発熱も少なく、電気代が爆発するとか騒音で眠れないとか、あるいは過負荷で壊れたPCが燃えるような恐れも少ない。
ただ、私はマイニングを暖房目的でやってる、という当初の主張に対して、低消費電力なGT1030という選択は矛盾するのだが。
取り付けた
新品の証、端子カバー。
将来的にはちゃんとグラフィックカードとして使うかとは思うが、今のところはマイニング用にしちゃう。
モニターはマザーボード側へ接続。UEFIで優先するグラフィックをPCI-Eじゃなく内蔵グラフィックに。
起動してきたら、GeForce ExperienceとCUDA Toolkitをインストール。
今CUDA Toolkitをダウンロードすると、9.1というバージョン番号らしいのがついていた。CUDA自体にバージョンがあるみたいで、おそらくCUDA 9.1が動くんだろうと思う。
Ask Monaでccminer mod版を貰った
cpuminerが改良されていたAsk Monaのトピックで、ccminerもチューンされていたのでそれを貰ってきた。
Windowsバイナリを貰ってきて、ID・パスワードを設定して実行しただけ。
これまでの話では、-Iオプションの設定値が重要そうだったんだけども、このバージョンではデフォルトで-I 19で起動してきていて、それで十二分に速度が出ていたので、これでいいかなと。
わぁい7280kH/s。
GT1030が少しだけオーバークロックされてる製品なのと、ccminerのmodのおかげで、聞いていたより1割増しの速度だ。
さすがにGPUだと桁違いになるなあ。
CPUと並行処理もできるので、1000kH/sちょっと足して8400kH/sくらいがこのPCで出せる速度になるようだ。
しかし何のトラブルも試行錯誤もなしに走り出してしまったな。
CPUばかり多数投入してみても、当初は全部足しても600kH/s程度。mod版cpuminerを入れて1500kH/s程度。
今はメインのデスクトップPCだけで8300kH/sだ。
温水プールに溜まるMonacoinの量も大幅に増えた。
適当に溜まったら引き出してなんかやってみるか。
MSI GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC グラフィックスボード VD6347
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
MSI GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G グラフィックスボード VD6302
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2017/04/08
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る