稀勢の里引退
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) January 15, 2019
寂しいな
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) January 15, 2019
Кисэносато
— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) January 15, 2019
зодог тайлав
日本出身かどうかは、あんまり私が知ってる相撲ファンは気にしてたポイントじゃなかったけどな。
日本出身、なんて変な言い回し、「日本人力士の優勝」といってたらモンゴルから日本に帰化した旭天鵬が優勝して、それでもわざわざ区別するために「人」から「出身」に言い換えたわけだから、あんまり品が良いとは思えん。
というような話を、稀勢の里が横綱になった頃に散々やったのだから、引退するときに話が出るのは理由がないことではなかろうけど。
私はもめてるの見た末に、物事としてどうでもいいし言葉として品がないと判断したけど、NHKは見出しに使うくらいの重要なところと判断したか。
ここまでの経緯は、スポニチの記事のほうが伝わるように思う。というかNHKは抑制的すぎるかな。スポーツ新聞には抑制なんてないけれど。
17年の3月場所、怪我を押しての優勝は劇的だったし、結果として、横綱稀勢の里が全力でやりきれた唯一の場所になったんだから、あれをさらっと流してちゃおかしい。
すごく雑な話だけれど、あの場所だけで怪我を理由に引退していたら、横綱在位の最短記録はできちゃうけど、それこそ伝説の横綱みたいになって、「横綱の稀勢を大阪で見てた」って後に自慢するような存在になってたかもしれんね。
あれから2年は、正直、何もできなかった。(もちろんそれを責める気にもなれず、あまりにも運命のいたずらが過ぎるとか思うばかりなんだけれど)
もちろん、2年前のあの優勝の直後に、もう引退しておくのがいいなんて言ってた人がいた記憶はないけど。
あの優勝の時は、本割・決定戦と続けて照ノ富士が負けた。
彼も大関に上がってすぐ膝をやって、最初は綱取りがあるから、やがてカド番だからと強行出場を繰り返していて、17年3月場所はやっと怪我の中なりに噛み合って優勝目前まで行けた、ってとこだった。
その次の5月場所はよかったけど、その後はもう番付が滑り落ちるのに全く抗えず、十両でさえ全く相撲とれてない状態で、大関が幕下に落ちるなんて前代未聞の状態になり、さらにまだ落ちて今場所は三段目西88枚目で休場中。
でもまだ27歳になったばかりだし、最近は大怪我で番付を大きく落としてから復活してきた栃ノ心とか竜電の例もあるんだから、帰ってこれるのかな。
稀勢の里も横綱という制度と、横綱だからこうあるべきという圧力にスポイルされた感じもあるけど、照ノ富士もまた大関の制度ゆえに怪我をひどくした感じもあるからな。どうにも残念さがある。