今週のお題「芸術の秋」
秋らしくアート気取りな写真を撮ったりもしてみる。
この秋は野花に興味を持って、道端に気を配りながら山やら農村やら畦道やらを歩いた。なかなか美的な秋であった。
これから冬になるとあまり花を探すのも難しくなるけど、何して過ごそうかな。
花の写真コレクション – 道端や公園で撮った花の写真を、名前を調べて記録するサイト。
撮った花の写真はこちらにまとめている。(と思ったらサーバートラブルを起こしてしまって、多分週明けまで直りそうにありません)
花を撮っていてつくづく思うが、PENTAX Qが花撮りには非常に都合がいい。
携帯性のこともあるけれども、被写界深度。
APS-CセンサーのK-70では、花のアップを撮りに行くとピントが薄くなって、ちょっとでも花から外れるとボケてしまい、花のまわりの葉の付き方とかがわかりにくくなる。
絞ればいいんだけど、ノイズが増える。
その点Q-S1だったら、06 TELEPHOTO ZOOMを使っても、開放近くでボケすぎずに撮影できる。70-200mmF2.8で、開放近くで近接撮影できるとは抜群に強力だ。
このPENTAX Qの利点は、センサーがコンパクトデジカメ同様に小さいことからくる。
じゃあコンパクトデジカメを使えばいいかというと、必ずしもそうでもない。
コンパクトデジカメのレンズは、ワイド側でマクロになるレンズが多く、テレにズームするとさっぱり寄れなくなるのが多い。
広角端でレンズ前1cmまで寄れる、といったデジカメがあったもんだけど、やはりちょっと実用性が苦しい。マクロはテレでないと、やりやすさがぜんぜん違う。
テレマクロ機も、リコーCXシリーズとかオリンパスの一部にあったけど、あれらは明るさがF5.6くらいだ。06 TELEPHOTO ZOOMは200mmF2.8だから強い。
ただまあ、06 TELEPHOTO ZOOMは最短1mで、撮影倍率は特に高くはない。小さな花一輪を画面いっぱいに写し込めるようなレンズではない。被写体が小さいと、これもうちょっと寄れないか、と思うこともしばしばだ。
リコーCX6とかオリンパスXZ-2とか、テレマクロコンデジはそれくらい寄れるのかなあ。