長らく楽しみにしていた真田丸も終了。
小真面目で不器用でなにより間が悪い信幸お兄ちゃんに感情移入せずにおれない場面度々でした。
それで、信幸お兄ちゃんの嫁さんはあのおっかない小松姫、本多忠勝の娘。東京にいた頃に訪れて印象的なところだった大多喜は、本多忠勝の旧領でもあった。
やはり大阪生まれの大阪育ち、どうしても徳川家には気持ちの距離があるのだけど、不思議と本多忠勝には縁がある。大多喜の後に移った桑名もよく行く。
で、本多忠勝が桑名に移った後、大多喜には次男の本多忠朝が入った。
本多忠朝は真田信幸・信繁とは兄弟ということになる。
その本多忠朝は、大阪冬の陣で酒飲んでる所を襲撃されて大敗。大御所様にめちゃくちゃ怒られて、取り返さないとヤバいという背水の陣で臨んだ夏の陣。
やる気は十分、先鋒を買って出て天王寺口に陣を敷いて迎え撃つ構え、なんとしても汚名を晴らすぞと思っていたら、なんかそれ以上におかしい勢いで突撃してきた毛利勝永にやられて討ち死に。
これはこれで武士の意地があった戦だったけども、「真田丸」では「毛利隊は破竹の勢いで本多隊を打ち破り」のナレーションひとつで終わってしまった。いやもうちょっとなんか……
なんか浮かばれない気がしたので、本多忠朝の墓所がある天王寺の一心寺にお参りにいってきた。
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