猫カフェというのが世に出て久しいのに未だに行ったことないのだが、それより先にフクロウカフェに行くことになった。
神戸の元町にあるとこ。
奥に長い店舗の片方が客のカウンター、反対側が止まり木。
最初に店員さんから事細かに注意事項・禁止事項の説明があるから、それをちゃんと聞いて従うべし。
写真はあり、動画はダメ。
当たり前の話としてストロボ厳禁で、それからAF補助光もだめ。これは大抵のデジカメでメニューの奥底に潜らないと切れないから、事前に持っていくカメラはチェックしておくべし。
それから触るというのも、頭を軽く撫でるだけのことで、抱いたり腕に乗せたりできるものでもない。
繁殖で生まれたときから人に慣れてるフクロウだとは思うのだけど、まあ、犬猫牛馬のように何千年と家畜やってる動物種とは違うんだろう。
今回持っていったカメラがαSWEET DIGITALに24-50mmF4(換算36-75mm)だったが、ちょっと遠慮気味に距離取って撮影してたので、望遠が足りなかった。
小さな20センチ位のコノハズクやモリフクロウから、3倍以上あるワシミミズクまでサイズもかなり違うので、全身を収めるのに必要な焦点距離も変わってくる。
APS-Cのカメラで取るなら、全身だけなら50~85mm程度の単焦点、顔アップなんかも狙うなら望遠ズームかな。
コンデジでいいんじゃないの、とも思うが、流石に夜行性のフクロウにあわせて照明はだいぶ暗い。ISO3200~6400くらいを使うことになるから、1インチセンサー級の高級機でないと画質辛そう。
では、フクロウの種類別に。
アフリカオオコノハズク
「けものフレンズ」第7話のご視聴ありがとうございました!今回はアフリカオオコノハズクの博士と、ワシミミズクの助手に会えましたね。フレンズにご興味を持たれた方は、けもフレ図鑑をご覧ください。さぁカレー食べよーと♪♪ #けものフレンズhttps://t.co/R4x0XSQMQM pic.twitter.com/TWlF9ChP3M
— けものフレンズ@公式アカウント (@kemo_anime) 2017年2月23日
あんまり目を開かなかった。森の賢者というか賢老オーラが。
アフリカワシミミズク
アメリカ・アフリカワシミミズクはいたんだけど、あいにく(ユーラシア)ワシミミズクはいなかった。
でかい。
アメリカワシミミズク
アフリカ・アメリカで結構柄が違う。耳もアメリカのほうがはっきり立ってる感じだが、個体差か種類差か。大きさは同じくらい。
ウサギフクロウ
耳が長くてウサギフクロウと名付けられたらしいんだけど、あんまり耳立ててなくてそれっぽいカットがなかったな。
ウラルアウル
なんだかロシア産みたいな名前なのだけど、日本で「フクロウ」というとウラルアウルを指すらしい。
片目が悪いっぽいなあ。両目で立体視するフクロウが片目だめだと、野生じゃ生きられんかもしれない。
キンメフクロウ
あんまり大きく写ってないけれど、白目が金色だからキンメフクロウらしい。結構精悍な顔でいいね。
北米からユーラシア大陸へと、日本より北あたりの高緯度に広く分布してるものの、日本では北海道の限られたところにいるだけで、日本的には絶滅危惧種。
コキンメフクロウ
今日見た中では私の目に一番イケメンに見えたのはコキンメフクロウ。
フクロウながら昼間も活動する珍しい性質らしい。だから昼間に構えないと飼えないとかで。
シベリアワシミミズク
ずいぶんでっかいやつ。屋の雨が降るような柄。
シロフクロウ
文字通りに白い。メスのほうが模様が多くて、これくらい白いのはオスとのこと。
北極圏にいるらしいが、繁殖でなければ日本くらいまで飛んで来るそう。それから、この写真では止まり木にいるけど、床にいるのが好きらしい。
スピックスコノハズク
これも小型でイケメン。ペット人気が高いそう。元は南米産。
ニシアメリカオオコノハズク
ずいぶん迷彩性の高そうな。
ニセメンフクロウ
なんともいえない顔だけど、目を見開いたらその上下に黒い柄が走ってるそう。ずっと寝てたけど。
ニュージーランドアオバズク
ころっとした小さいやつ。耳がない。
ブラックメンフクロウ
目を閉じてると顔が無くなるメンフクロウ、ブラックとなるとかなりホラーめいてくるな。
マレーウオミミズク
いい感じで目も耳も開いて写ってくれた。しきりに鳴き声をあげてたり、なぜかこいつだけ反対側にいたり。
マレーワシミミズク
なんともおじいちゃん風格を漂わせる。
ミルキーワシミミズク
クロワシミミズクとも。模様がはっきりしないあたりがミルキーなんだろうか。
メガネフクロウ
メガネフクロウ、目を開けると顔の真ん中にX字の白い隈取ができてそれっぽい。目を閉じてるとちょっとジャビットっぽい気が。
メンフクロウ
宇宙人めいた顔立ちで有名なやつ。英語ではBarn Owl(納屋フクロウ)なんていうくらい、人の建物に営巣しちゃうようなフランクさ(?)の持ち主。
モリフクロウ
助手がワシミミズクじゃなくモリフクロウだったら、博士と体格がマッチしてたと思うのだけど。そういえばこいつも耳がないな。