堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

明日から本気出すタスク管理 / docomoでスマホを廃棄した

今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」

play.google.com

 先日、こんなアプリを発見して早速インストールしてみた。

 

 機能的には本当に最低限という感じのToDoリストアプリだ。
 単に、やるべきことを手入力するとリストになる、というだけ。

 毎週とか毎日の定期的なタスクを自動登録するとか、それくらいの機能すらない。
 期日の設定すらないくらい。

 

 そのかわり、見た目がゆるい。
 これが結構大きいところで、カタい見た目だと「ちゃんとやれ早くやれ」と圧迫する感じが出てしまう。そしてToDoリストを開かなくなるのだ。

 これはゆるいので、気軽に開いてチェックできる。
 やっとかなきゃいけないけど、思い出すきっかけがなくてつい忘れる、というようなタスクを記録しておくのにうってつけ。

 

 おかげで、古いスマホをリサイクルに出す、というタスクを半年くらい先延ばしにした末に、ついに達成できた。

 なかなかモチベを上げるというか、やるべきことを実行する効果があるといえるのでは。

 

実録・ドコモの携帯電話回収

www.nttdocomo.co.jp

 さて、このサービスを利用してきた。
 リンク先にも書いてるが、他社端末とかSIMフリーとかでも、携帯電話であればかまわない。

 

 今回廃棄したい端末は、gooスマホのg01ことZTE Blade L3。
 2015年に1万円で売られたSIMフリーの激安端末で、2017年に中古で3000円くらいで買って酷使したらタッチパネルが死んで使えなくなった。
 もう天寿は全うしたということで。

 

 で、docomoショップに持って行った。

 まず、さすがdocomoのやることだけあって、地方自治体がたまにやってるようなリサイクルボックスに箱に放り込んで終わり、ではなかった。
 ちゃんと手続きがあるので、番号札をもらって待つ。田舎のだから1時間待ちで済んだ。

 

 廃棄端末については、当然データは読み出せなくなるから先に回収。SIMやMicroSDも外しておく。バッテリーは入ってても一緒に回収してくれる。
 すぐに物理的に破砕されるので、「やっぱやめ」は無理。覚悟は決めておこう。

 また、おサイフケータイ対応の端末だと、おサイフケータイ用ICの固有番号が事業者に開示される場合がある、とのこと。
 私は使ってないんでどういう話かわからないが、まあおサイフケータイのデータ移行とかに必要になるのかな。詳しくはdocomoで。

 

 順番が来て、端末を引き渡す、
 まずはメモリーカードやSIMなどが残ってないかなどのチェック。表面保護フィルムは気にしないで一緒に廃棄のようだが、ケースはつけてなかったのでどうするか不明。

 それから、バッテリーも取り外し。
 バッテリーが外せる機種か外せない機種かで対応が違うらしい。今回は外せるコース。

 SIMやメモリーカードの取り外しを確認したことと、端末の所有権を放棄するという書類に署名をして、廃棄処理へ。
 なおこのとき、署名した紙がそのまま控えとして後でこちらに渡される。つまりは、docomo側には名前は保存されないようだ。不必要に個人情報取らない時代やなあ。

 

 廃棄を申し込んで席に着いてから、ずっとテーブルにどかっと置いてある物理攻撃力が高そうな器具。
 鉄の塊みたいな土台に、長くがっちりした鉄のレバー。そしてレバーがつくる梃子の作用点に突き出る鋼のニードル。

 バッテリーが外せる機種については、回収後に電源を入れられないよう、物理的に穴を開けて起動不能にしてから回収してくれる。
 電源スイッチ・USBコネクター・内部のバッテリー端子に、先のニードルをぶっすり突き刺して破壊してくれる。docomoの係員さんが悪さする余地もない。

 梃子で挟み込む形で思いっきりニードルを押し込むので、おそらく表面ガラスが砕けたりもすると思う。(今回のスマホは表面がガラスじゃなくアクリルの安物で、割れはしなかったが)
  自分の見ている前で完全に機械として殺されるところを見届けねばならんので、モノに対して思い入れの強いタイプの人にはちょっと辛い可能性も。

 これをやってくれた窓口の方が、私の半分くらいしかない文字通り細腕の女性だったもんで、「私がやりましょか」と言いそうになった。まあ今回の端末にはまるで思い入れないからな。

 そして完全にSATSUGAIもとい破壊されたのを確認の上で、端末が回収されていく。

 

 バッテリーが外れない機種だと、このニードル穴開け処理はやらないようだ(ウェブサイトの記載より)。
 バッテリーに穴なんか開けたら火災とか破裂とか起こしかねないので、くれぐれも自宅で勝手にやったりもしないように。

 

 回収された端末は、(本気でできると思ってぶち上げたのかはしらないが)オリンピックのメダルの一部になったりすることであろう。
 2020年夏、なんだか悪い予感ばかり膨らむオリンピックであるけれども、みんなでスマホと携帯を棄てて五輪を応援しよう。

 まあ簡便に済ませたいのであれば、自治体が小型家電回収などやってるならそこに放り込むのが早い。
 プライバシー保全やイタズラの防止などを万全にしたいなら、docomoに頼むのがいいんじゃなかろうか。

 

こんな記事を最後まで読む暇がある方へ

mubouan.hatenablog.com

 「近畿」という言葉についてのアンケート募集中です。あんまり集まってないです。