堺風の頭部

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2021年POGに役立たない期待の珍名二歳馬

 さて、ダービーも終わって、いよいよ2021年デビュー馬の新馬戦が始まる。
 ペーパーオーナーゲームを楽しむ人も多かろうと思う。

 そんな競馬ファンにも特に役に立たない、私注目の2歳珍名馬を紹介しておく。

 

(3歳秋の11月末に近況をチェックしてみました)

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競走馬・禁断の配合と宮内庁御料牧場とダイ○スカーレット

 サラブレッドというのは、競走の速さだけを追い求めて人為的に作り上げた動物だ。
 人が両親を選んで交配させて、子を作らせる。

 そして人間は恐ろしいことをするものなので、とんでもない近親交配をさせた事例なんかもある。
 日本の事例では、ミラクルユートピアがある。
 3歳春に帝室御賞典を勝って、ダービーに向かうも直前で怪我をして引退し、幻のダービー馬になってしまった。そして、こんな強い馬を再び作りたいと思いつめた牧場主が、種牡馬入りしたミラクユートピアを、姉と、そして母親と交配させてしまった。

 

 で、血統系競馬ファンの中には、ミラクユートピアのような危険な配合の事例を探し回る人がいたりもして、そういう人に発見された、究極の近親配合の事例があった。

 ニクルークベンセジュバという、ポルトガル生まれのアラブ馬。
 アルファベット表記だとNychlyk-Ben-Cejubaというらしい。フランスのサイトでも見つかった。

 

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