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私も、かれこれ8年近く自炊をやってます。
まあ、わりと早めに手出ししてはいるけど、ネットでもやってる人がいない、というほど早くもない、くらいのタイミングで始めたかな。
その頃には、自炊をやる人たちからいろいろな情報が出し合われて、私も参考にしながら自分なりの自炊環境をつくり、ノウハウを身に着けていったなあ。
ただまあ、自炊ってちょっと、ガチ勢というか、「金と手間を投資してでも、物理的に積み上がる大量の書籍をどうにかしたい」という切迫した要求のもとでやる人が少なくなかった。私が始めた頃は特に。
そうすると、高性能なドキュメントスキャナーと、かなり分厚い本でもやすやすと裁断できるような本格的な裁断機を買う、と、がっつり初期投資するのが当たり前になっていた。
上のかーずさんの記事で紹介されてる裁断機、4万円する。ドキュメントスキャナーも5万円くらい。
私はいつも金がなくて投資に躊躇するタイプだから、自炊についても、もっと投資額を小さく絞ってやってきた。
いきなりハイエンドのスキャナと裁断機で10万円、というのは、ちょっとやってみるにはやっぱり重いと思う。
まして、最近は電子で最初から買えるものが多いから、昔みたいに「やらなきゃ仕方ない」という切迫感は薄くなったし。
私のやってきたようなプアマンズ自炊術も、今ならかえって、入門編的に役立つかもしれない。
単純作業に耐性があり、急いでやらなくてもよいかさほど量がなく、あまり多額の初期投資もできないが、本を捨てたくないという人には役立つかと。
もちろん、急ぐ人とか本の量が多い人は投資して快適にやるべきなので、そういう人はガチ勢のやり方を参照してください。
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