通話とメール用に、Docomoのガラケーを一台持ち続けている。
とっくに10年以上使っている番号で、割引もあれこれかかり、基本料金にiモードサービス料のみの、大体月額1300円程度の支払いになっていた。
それが、いきなりこうなっていた。
なにしたんだ。
内訳を見ると。
なんかパケット通信料がかかっている。
パケット割引サービスはすべて解除しているから、生の料金がかかっちゃってるようだ。
思い出してみたら、友人がメールの送り先を間違えて、ガラケー宛に写真付きのメールを送ってきたことがあった。
1200万画素の画像そのまま貼ってきたので、1.58MBある。
これを受信してしまった上に、ガラケーにファイルがあっても困るからと、自分のPC宛にメールを転送してしまった。これでさらに1.58MB。
JPEGはメールに添付するとBase64エンコードされるので、137%ほどの容量になる。1.58 × 2 × 1.37 = 4.33 MBほどの通信量とみられる。
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/conversion/
こちらでパケット・バイト換算してみると、1パケット128バイト。
34,206パケットで4.1MBという。大体あってる。
で、1パケット0.2円かかるので、34,206パケットに6841円かかっていたと。
上限まで溜め尽くしていた無料通話分がごっそり引かれたからダメージが軽減されたものの、心底アホみたいな出費をしてしまった。
生のパケット代
パケット割引を解除していながら、生のパケット代を把握していない私も愚かであった。
今回は、間違ってガラケーに1200万画素の写真送ってきた友人という原因があるが、人のせいにしてもいけない。
外出時にスマホを忘れてiモードで何か調べ物をしてパケ死とか、別の形でやらかす可能性もあった。
1パケット = 128バイト = 0.2円、これをもうちょっと実感できる数字にするとだな。
- フルブラウザで100KBのウェブページを表示した
100KB = 800パケット = 160円 - フルブラウザで1MBの写真を開いた
1MB = 8192パケット = 1638円 - メールで1MBの写真を受信した
1MB × 137%(Base64) = 11224パケット = 2244円 - 5MBのMP3ファイルをダウンロードした
5MB = 40960パケット = 8192円 - 100MBの動画を視聴した
100MB = 819200パケット = 163840円
ここまで現代的な感覚と乖離した価格設定だとは。
添付ファイルの自動受信を拒否しよう
そもそも。メールの添付ファイルを自動受信する設定になっていたのがよくなかった。
添付ファイル受信拒否設定は、端末側でできる。
F-07Cの場合は、メニューからメール→メール設定→受信・表示設定→メール受信添付ファイル設定、で行える。(私以外に通話用にF-07C使ってる人が日本に何人いるか知らないが)