堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

アニメ視聴メモ「聖剣使いの禁呪詠唱」「日常」「GATE」

 まとめていこう。

 聖剣使いの禁呪詠唱

  いわゆる石鹸枠として愉快だった。

 

 一時期、こういうのが駄作の見本みたいにいわれてた気がするんだけれど。
 なんかS級とかBランクとか格付けがあって、大層なように見えるけど主人公は簡単に飛び越えたり。主人公は最低ランクだけど測定基準に合致してないだけで実際は最強とかもあり。
 高ランクだと強いというけれど、なんか発射できるビームの太さとか、剣を振り回してたらすごいすごいと外野が解説するとか、そういう表現で強さが表されてたり。
 たまにピンチに陥るようで、でっかいモンスターの前でいかにあいつがヤバいかを長々語らった末にビームでなぎ倒され、でも急に覚醒してうおおと叫びながら反撃したら倒せたり。
 でもって最強の主人公の周りには多種多様な美少女が集まり、なぜか大してモメもせずハーレムを形成し、ことあるごとにラッキースケベと、むしろ女子の方から積極的に仕掛けてくる。
 主人公は最強ぶりを鼻にかけない親しみやすい性格。

 そんなのが量産されて、喜ぶ人もあり、また呆れる人もあり、という時代があったような気がするんだけど、最近それほど目に入らなくなってしまったような、まだちょくちょく見かけるような。
 原作が2012年、アニメが2015年か。

 しかしこの作品の場合は、どうなんだろう。
 これがウケるものだとしてやってるのか、わざと丸出しすぎるくらいにやるメタなネタなのか。そこはちょっとわからんかった。

 大勢の敵を相手に歩きながら剣振り回してる主人公に、「1対1000の戦いをするのではなく、1対1の戦いを1000回繰り返す、集団戦を知り尽くした兵法」とかそんなナレーションが入ったのは、どうもネタな気がする。

 

日常

 くだらないものには何も言わせないパワーがあるので、これについて何か気の利いたことをいえるような知恵は私にはない。

 しかしまあ、みおちゃんである。ちゃんみおである。
 今「ちゃんみお」とだけ言えば、本田未央が出てくるのであろう。
 古いみおは常に新しいみおにその立場を奪われるのだ。

 長野原みおとて、上月澪からみおの座を奪い取ってその場に立ったはずである。
 そして上月澪以前だったら、ダンバインとかの主題歌歌ってたあの人が出てきたことだろう。

 あかり、だったらどうだろう。
 私の世代なら、なんといっても神岸だった。しかし、もうすっかり赤座あかりに乗っ取られて久しい。ToHeartも20年の過去になりにけりだ。神岸あかり以前だと、神崎あかりだろうか。

 葵だったらまだ、松原葵が一番強いということでいい気がする。
 ピクシブ百科事典に「葵 (あおい)とは」なんて項目があって、葵の名を持つキャラや人物が並んでいる。山田葵は山田としか言われないから大丈夫として、手強いとすれば野上葵、あるいは西又葵七瀬葵か。
 ところで「流星戦隊ムスメット」の三色葵がリストにないな。

 さくらに至っては、どれだけ長い時代に渡り、どれだけ大勢のキャラにより血肉の争いが繰り広げられているかわからない。木之本桜が全てを抑えきって未だ君臨している気もするが、異論もあろう。

 舞もまた、桜木から川澄に芝村といった古典的舞から、不知火のような長く受け継がれる舞もあり、傍流の脇役ながら存在感ある日高といった舞もあり、プリキュアにまで舞がある。

 最近の激戦区は凛だろうか。遠坂凛渋谷凛星空凛と当世を代表するビッグタイトル同士の激戦が繰り広げられ、鈴ノ木凛程度では戦えない。

 富野由悠季御大の独特のネーミングセンスは、いつまでもアムロといえば親父にも殴られたことがなく、シャアといえば赤井水洗の西くらいしか被るものがない、そういう強さを生んでいるのかもしれないな。

 

GATE

 知的生命体とも思い難いくらい行動が異様な異世界人を敵として設定し、それを平気で万単位で虐殺する近代軍を自衛隊と名付けてるのは、おぞましい以上の感情は持てんな。