堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

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 今のところ7本(4月7日現在)投稿しています。別にPVや評価数などが選考に関わるもんではないと思いますが、お知らせまで。
 2000字前後・最大3000字という超短編レギュレーションなもので、読むのに時間はかからないと思います。また、思いつきひとつで書ける長さでもあるので、何か出たら追加します。

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 それにしても、2000字前後の超短編レギュレーションは興味深い。

 小説家になろうなんかを見ていても、近頃のネット小説はとにかく長々と膨大な文章量を積んでいくのが好まれる時代かと思っていたのに。
 ラノベを読んでいた頃も、商売上の都合はあれど、何冊も巻を重ねて重厚長大になっていくのが常だった。

ヨーロッパの大作家は、五十すぎても六十すぎても、ただ量で行く。マンネリズムの堆積である。ソバでもトコロテンでも山盛にしたら、ほんとうに見事だろうと思われる。藤村はヨーロッパ人なのかも知れない。
太宰治「もの思う葦」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1587_18164.html )

 気がつけばみんな島崎藤村になっていた二次元字書きの世界で、突然太宰や星新一なれとでもいうようなレギュレーション。

 思いつきのアイディアひとつ、過剰に膨らませずきゅっと締めてく、それくらいで2000字。800字の掌編よりは余裕はあって、なかなかおもしろいところ。
 漫画原作になるかも、という話だから、多分アンソロジーに入るような8ページくらいの短編マンガの下敷きにするんだと思う。
 それもいい取り合わせかもしれないな。