堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

PENTAX K-70細かい所メモ

昨年導入したPENTAX K-70も、そろそろ時間も経ってきたので、細かいことをメモ的に記録しておく。

www.ricoh-imaging.co.jp

マニュアルフラッシュの使い方

激安小型フラッシュ YinYan CY-20レポート | バジル

激安フラッシュNEEWER TT560レポート | バジル

NEEWER TT560(他マニュアルフラッシュ)使いこなしメモ | バジル

K-70でこの手のマニュアルフラッシュを使おうとしてみると、なぜかMモードで発光しないもんで、なぜだなぜだと首を傾げていた。

そして気づいたのは、同調速度1/180秒より早いシャッタースピードだと、ホットシューが作動しないだけだった。

私が気付いていなかっただけど、K-01でもQ-S1でも、同調速度をオーバーしているとホットシューが作動しないようだ。

 

K-70でマニュアルフラッシュを使うときには、デジタルプレビューが役に立つ。

通常プレビューと違って、デジタルプレビューだとちゃんとホットシューのフラッシュが光って試し撮りが行われる。

ヒストグラムも表示させておけば、天井バウンスのような露出を試行錯誤するしかない撮影でも、チェック簡単。プレビューで結果がよければもちろんそのまま保存もOK

これのおかげで、K-01に比べてはるかにマニュアルフラッシュ撮影が楽になった。

 

他にフラッシュ絡みの設定では、設定の「2 ISO感度ステップ」。

これは「露出設定ステップに従う」としておくと、ISO100→200→400じゃなく、100→125→160→200と細かくなる。マニュアルストロボだとこっちのほうがいい。

「16 フラッシュ発光時のWB」も、「変更しない」にしておくと、意図的にホワイトバランスを変えて色味を変えられる。(これは多分、純正でない外付けフラッシュを使う分には関係ないと思うが)

 

内蔵フラッシュがマニュアル対応

内蔵フラッシュの設定をよく見たら、K-70ではマニュアル光量調整ができる。GN12でフルから1/128まで。

K-01やQ-S1では調光補正しかできなかった。ウェブサイトでスペックシートを見る限り、K-50までは調光補正だけ、K-S1からマニュアル対応になっていたようだ。

 

Image Syncについて

RAWを転送したら30秒以上かかり、かつアプリですらPEFファイルを開けないという、ちょっとどんくさいところを見せる。

JPEGでも10秒近くかかるが、これはまあスマホで見るために必要な画質を考えて判断するところかなあ。

転送とかリモートシャッター程度のものかと思ったら、意外にもプレビュー撮影までできるのはちょっと面白くはあった。使い所は……これから考えよう。

 

データ転送の注意点

K-70は、ついにUSBコネクターがMicro Bになったおかげで、データ転送はいちいちカード抜かなくてよくなった。

しかし、USBケーブルでPCに繋いでデータ転送し、その後スイッチ切り忘れると、電池が尽きるまでそのまま律儀にカードリーダーを勤め続け、そして力尽きる。

一度これやって、持ち出そうとしたら電池切れてたことが。転送止まってからタイムアウトして止まるようにしてほしかった。

 

スターストリーム動画

[4K]9/2 スターストリーム動画 [K-70] - YouTube

自分で使うと思ってなかったからノーチェックだったけど、K-S2から乗ってるスターストリームというのが面白い。

インターバル撮影して、それをただ明合成していくんじゃなくて、古いやつほど落としていく形で合成してるのかな。星を撮れば、一定の線になるんじゃなくて、尾を引いたようになる。

 

ちょっとだけ試した感じ、天体を数百コマくらいは撮る前提の機能っぽくて、10コマ程度だと単なる比較明合成と違いがわからなかった。フェードアウトの速さの設定はあるんだけれど。

あ、夜の関西空港に向けてやったら、飛行機の軌跡を上手くやれないかな……

 

萌え要素

USBケーブルを繋いで画像転送モードにするだけでも、律儀に電源オン・オフ時のダストリムーバブルを行うのがちょっとかわいい。これがPENTAXの生真面目さというやつか。