大阪にも梅のシーズン、ちょっと行ってきた。
豆知識だけれど、梅や桜を撮りに行くなら、望遠レンズを使うほうが何かと具合がいい。
背景もよくボケるし、なにより、スマホやコンパクトデジカメで撮ってる人たちより遠くから、頭越しに撮影できる。いい場所の取り合いに加わらなくていいのだ。
別に私は能書き垂れられるほど梅の写真が上手いわけでもないので、ずらずら写真を並べる。
せっかく大阪城の梅林だから、梅に天守を入れたカットを撮りたいところだけど、これはやっぱり望遠で距離感を圧縮するとそれっぽかった。
ただまあ、梅林が天守の東にあるので、午後になると逆光で天守は陰になる。午前中に行っとくべきだね。
このカットは、城のボケを小さく抑えるためにF32まで絞っているが、シャッタースピードは1/250でISO2500。等倍だとノイズが出てるっちゃ出てるのだけど、まあ、今のカメラは厳しい設定でも楽に撮れちゃうな。
DA50-200mm F4-5.6なんて安物の暗い望遠ズームでも、花に寄るとなるとかなり被写界深度が浅くなって、ピントを外しているカットが多かった。これは私の腕が悪い。
仮に100mmマクロとか買ったとして、このざまで使いこなせるだろうか……。マクロがほしいと思ってはいるんだけど。
あとまあ、やっぱりDA50-200mmのボケはあまりきれいな感じしないかな。
花一輪にまで迫れば背景は溶ける、枝一本だと背景が残ってうるさくなる、くらいだろうか。
つけてても標準ズームにしか見えない小ささ・軽さで、しかも結構寄れるのだから、使いやすくて良いレンズだとは改めて思った。
レンズ補正は、周辺光量落ち補正はせず、歪曲・倍率色収差・回析の補正はON。花に寄るなら周辺光量は落ちてもいいと思うので。