堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

iOSのSafariが、10桁前後の数字を勝手にリンクにするときの動作について

 頼まれて作ってたウェブサイトで、「電話番号のところを赤字にして」といわれて。

 それで、言われたとおりに電話番号の色を、スタイルシートで赤字にした。
 もともとstrongタグで囲ってあったから、そこにcssでcolor:redと指定する、ごく当たり前のことをした。

 もちろんこちらのPC上では赤字になってるんだけど、「赤字になってない」といわれる。
 PCでChrome、Edge、Firefoxでチェックしても赤字。
 私のAndroidスマホからChromeで見ても赤字。
 iPadからChromeで見ても赤字。
 ところが、iPadSafariで見たときだけ色が変わらない
 しかも色だけ無視されて、font-sizeとかfont-weightは効いてる。

 

 あれこれテストページ作ってみたり色々試してみても、どうしてもSafariだけ色指定を無視する。!importantつけてみたり、継承関係が紛れないようにbody直下に置いてみたり、色々やったんだけどダメ。
 あるいは、HTMLの構造上全く同じはずのテストページでは色が変わっているのに、本番のページでは変わらない。

 

 それで数時間悩んでようやくわかったのが、Safariは10桁前後の数字や、000-0000-0000といった文字列を勝手にリンクにする。そしてその時、直接指定されてるCSSも無視して、aタグのCSSを上書きする(無断でリンクを挿入していることもわきまえずに、通常通りにリンクに対するCSSを適用してる、というべきか)。
 奇しくも作ってたウェブページでは、同じブロックにあるリンクが、下線とか色変えがなくてもリンクであることが明白なものだったから、a、a:visitedともに通常文字色と同じ色を指定して、text-decoration:noneにしてあった。

 一応こういうときのために古いiPadをひとつ用意してあったからよかったものの、手元になかったら解決も原因究明もしようがなかったぞ……。

 

 勝手にいらんことするのを止めるためには、head内に

<meta name="format-detection" content="telephone=no">

 と入れておけばいいそうですね。Safariのためにいちいち特別対応してやらんといかんのね。これ常識やったんかなあ。今時それくらいのことはやるブラウザもあると想定できるべきだっただろうか。しかし基本的に「やれといったことをやる(いわなければやらない)」というのがコンピューターの世界ではないのか。

POGこんな馬をとってみました

pog.netkeiba.com

 netkeibaのPOGダービー、初めてやるんだけど、こんな10頭を取ってみました。

 POGというのを知ったのは90年代だったけど、やれる仲間もいなければ、未出走馬の情報なんて紙ベースでどうやって入手できるかもわからんかったしなあ。

 

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紛らわしい馬名実例集

 先日、偶然にもダイヤスカーレットなる非常に紛らわしい、しかしダイワスカーレットよりずっと前に宮内庁御料牧場で生まれた馬を発見してしまった。
 さらに今年の2歳馬には、キンシャチノキセキとセトノダイヤモンドという、やはり非常に紛らわしい名前の馬がデビューすることも見つけてしまった。

 かつて、マックスビューティ産駒の超良血馬で、セリ市で1億100万円という高額落札で知られたチョウカイライジンという馬は、チョウカイテイオーという馬名で登録しようとして却下されたことがある。これは「馬なり1ハロン劇場」にも記されている有名な話だ。
 そりゃトウカイテイオーと紛らわしいからダメなのは明白だけれど、じゃあセトノダイヤモンドがアリだというのは不思議だ。
 トウカイテイオーが88年生まれ、チョウカイライジンが93年生まれ。テイオーのあの有馬記念が93年で、ライジンのでデビューできる年は95年(実際は遅れて96年デビュー)。サトノの引退レースが18年有馬記念、セトノの生まれたのが19年。先行馬の引退後に生まれてるからOK? まさか……。

 

 こういうギリギリネーミング、どういう事例があるか、見つかる範囲で探してみた。
 無制限に探すのは大変すぎるので、とりあえずウマ娘になってるのを中心に。

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