[SQ大阪]【PENTAXファン感謝デー開催中!】
— リコーイメージングスクエア (@RicohImagingSQ) April 13, 2019
本日から2日間、スクエア大阪において「PENTAXファン感謝デー」を開催いたします。
来場記念品やオリジナルグッズ、様々なコンテンツをご用意して皆様のご来場を心よりお待ちしております。
是非お越しください!
詳細はこちら↓https://t.co/1l8z89f5KR pic.twitter.com/vNgaXHXpTA
リコーイメージングスクエア大阪で4月12~14日、来週は新宿でも行われるPENTAXファン感謝デー。
大阪組として一足先に行ってきたけれど、PENTAXユーザーならもちろん行って楽しい、ユーザーでなくてもぜひ覗いてほしいイベントだった。
PENTAXオフ会「スクエアナイト」
大阪では12日(金)、新宿では19日(金)の夕方18時45分から、という不思議な開催時間のイベントだけど、何をするかと思えば、PENTAXの社員さん(開発・営業各部門のかなり偉いらしい人)を囲んで、飲みながらあれこれ話す会であった。
缶ビールとか缶チューハイを振る舞ってくれるの。社員さんも飲んでた。(もちろんノンアルコールなものもある)
ユーザーの声をダイレクトに拾いたいとか、こういうイベントに顔を出すコアなファンに新しい話を広めようとか、ちゃんと狙いもあるのだろうけど、表層的には「ユーザー集めて酒のんで雑談」という謎の企画。
そんなことやるカメラメーカーあるか? といわれると、まあリコーイメージングしかやらんよなあとは思う。
謎の会だけど、30人以上集まったとのこと。単純に人口比でいくと、新宿だと100人くらい集まりかねないな……
案外おじさんばかりでもなく、学生さんとか若い人も少なくなかったし、女性の参加者も多いとはいわないまでも見られた。
主な話の種は、すでにいくつかのイベントで展示されていたKP Customの話。
新型の木製グリップ、ホットシューカバー、特殊なカラーリングの話などはすでにネット記事などでも見られるけど、何しろ企画・製作している人が目の前にいるので、実に事細かに話を聞ける。
私は新型グリップに感心した。
KPって、ある程度レトロ一眼レフ風のデザインを取り入れてるから、グリップとかシャッターボタン位置の関係で、特に手が大きい人には持ちにくいデザインになっちゃってるの。
でも新型グリップ、そのへんをコペルニクス的転回で見事に解決して、しっかり脇を締めてファインダーを覗くときに握りやすい形にしてある。
他の部分も、事細かなこだわりでものすごく趣味性を高めてきていて、一目見て良いし、話を聞くとなお良いと思わせる。KP Customの話は、他社ユーザーも聞きに行って欲しいくらい面白い。
この記事にもちらっと出てる「the Limited」のカードを貰ったけど、これをひとつのブランドにして、趣味性の強いカメラやその他の仕掛けをしていきたい、と夢のある話だった。
私も全ての話はカバーできなかったけれど、ユーザーインターフェース開発の方もいらしたし、手ブレ補正機構のメカを前にメカ開発の方も話をしてたり、もちろん営業の方もあり。
スクエア大阪の場所選定から内装デザインまでやったという方の話とか、70年代から当時の旭光学で働いてた方の話とか、PENTAXにまつわる様々な話が花咲いていた。
上の写真にも写ってるOptio Xとか、そういう変わったモノをしれっと置いてるのもミソ。私みたいに当時を知ってるおじさんにも、スイバル型デジカメの存在自体知らない若い人にも話題になる。
最後にじゃんけん大会があり、私はPENTAXとRICOHのロゴが入った三菱ピュアモルトボールペンを貰っちゃった。
PENTAXファン感謝デー(土日場所)
金曜夜にも行ったのに、土曜にも顔を出してしまった。
土日には、カメラの無料診断をやってくれるサービスがある。
ただまあ、これは私が11時頃についた時点で2時間待ちとなっていた。
写真のホットシューカバーは、PENTAXの製品を持っていった人に配布。6年やる気でおるで……。
販売された記念グッズは、PENTAX 6x7(いわゆるバケペン)と、LXのピンバッジ。540円と手頃だった。
それからAPS-C用ペンタプリズムにPENTAXロゴを刻んだもの。ただこれは5000円という値段だったもんで、あまり飛ぶように売れてるとは見えなかった。
大阪では、かなりPENTAXに力を入れてることで知られる八百富写真機店の方が来て、フィルム・MF時代の中古カメラを売り出していた。中版もあったよ。
これは東京では、イベントデモに使用した機材の販売になるとのこと。
その他、ストラップやケースなど用品のセールがあった。かなり安くなってるし、特にQシリーズの用品などは格安(まあつまり在庫処分なのだが)。
O-ST128(グリップストラップ)が500円で売ってて、これはK-70に使うとすごく良いのでオススメ。
で、東京でもそうなると思うのだけど、スクエアナイトでいろいろ話してくれたPENTAXの方が何人か残っていて、引き続きKP Customやらの解説を続けていた。(大阪出張から金曜夜の大残業、さらに休日出勤でお疲れ様なのだけど)
KP Customに関しては、おそらく開発の方はあれこれ自慢したいだろうから、PENTAXユーザーならずとも面白い話が聞けると思うよ。
マスターボディとか、当時極めて限られた販路(自衛隊の共済でのみとか)で売られたモデルとか、珍しい製品・試作機の展示なんかもあった。
大阪では、これらの展示のために普段やってるアウトレット品販売を引っ込めてしまっていたが、スタッフさんに話せば購入できた。
いやね、スクエアナイトが実に楽しかった勢いで、前から欲しかったTHETAを買いたくなってだな。
THETA S(旧機種の上位モデル)に自撮り棒やケースなどいくつかの付属品がついて22800円だったか(値段は記憶曖昧)というのもあったけど、アウトレットで現行上位モデルのTHETA Vが30000円ってのもあるよと。
どっちも安いんだけど、かなり機能強化されてる新機種のTHETA Vに行くほうが幸せだろうということで。
ということで、購入となりました。