ちょっと作ってみたいアプリのアイディアがあったので、前から「ちょっとできたら便利そうやなー」と思っていたAndroidアプリ開発を目論んで、Android Studioをインストールしたのだ。
しかし、これをインストールして立ち上げ、動作確認用の仮想マシンを立ち上げるまでに小一時間かかったので、そのメモをとっておく。プログラミング以前やんか……
なんか色んなサイトに書いてあることがそのまま実行できんかったの。
PC上で仮想マシンを立ち上げてAndroidを動かし、その上でアプリの動作チェックをする、というのが今回やりたいこと。
目次
Android Studioインストール~プロジェクト作成まで
……は、別にいいかと思う。
インストールは、特に触らずに行った。カスタムインストールしてみたけど特に変更せずそのまま進めた、くらい。
プロジェクトの新規作成も、画面表示通りにしただけ。
AVDマネージャーの呼び出し
仮想マシンは、AVD Managerというものから呼び出すという。
これは色んなサイトで、Android Studioのメニューから「Tools」→「Android」と辿ったところにあるというのだが、今のAndroid Studio 3.2.1ではメニューに「Android」がない。
メニューを20分ほど探し回って、検索して情報探したりした末、2段目にアイコンが表示されているのに気付き、もしやと思ったらこれがそうだった。
なんでメニューから消して、文字表示がないアイコンだけにするかな。
AVDマネージャーの設定
こんな画面が出る。「4 WVGA (Nexus S)...」は私がすでに追加したやつ。
私が造りたいのはシンプルなものだったので、最新バージョンのAndroidで試すより古いやつのほうがよさそうに思われた。
Create Virtual Deviceボタンを押す。
適当に、対象にしたいデバイスを選んでNext。ここは問題なかろう。
次に、仮想マシンにインストールするAndroidのバージョンを選ぶ。
x86 CPUのPCで、Windows用のAndroid Studioを使ってる場合は、仮想マシンのSystem Imageも「x86 Images」から選ぶのがいい。
で、今回はシンプルなアプリを作るので、古いバージョンのAndroidで試したい。
上のスクリーンショットには、「Download」という青字リンクがあるものが並んでいて、「IceCreamSandwich」にはないが、これは私がすでにダウンロード済み。ダウンロード済みのものなら「Next」ボタンが押せるようになる。
一番下のGingerbreadにもDownloadは見えない。が、選択しても「Next」ボタンは押せない。
「Release Name」と書いてあるラベル部分の仕切りをドラッグして、列幅を変更できる。広げてやるとDownloadリンクが出現する。
(「このウィンドウを作ったやつは誰だあ」と海原雄山になりそうになった)
必要なのをダウンロードして、「Next」ボタンをクリック。
あとはFinishでいいと思う。好みで名前をつけてもいい。
Intel HAXMのインストール
で、この再生ボタンみたいなアイコンをクリックすると、仮想マシンが立ち上がってAndroidが動き出す。はず。
なのだが、デフォルトでは起動してこない。
Android Studioのウィンドウ最下部にログが一行だけ出てるが、そこをクリックするとログウィンドウが出る。
そこには「x86 emulation currently requires hardware acceleration!」と表示がある。
で、これはIntel HAXMというものをインストールすればよい。
これも検索してみると、メニューから「Tools」→「Android」→「SDK Manager」というのから追加できるというが、例によってメニューに「Android」がない。
はいウィンドウ右上のこれ。字で書けよっていうんですよ。
こんな画面が出る。
「SDK Tools」タブの中に「Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM Installer)」というのがあるので、チェックしてOKすればインストールされる。
(これ、かつてはインストーラーをダウンロードするだけでインストールを実行しなかったらしいが、Android Studio 3.2.1ではちゃんとインストールも行われた)