堺風の頭部

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Googleマップの検索結果から場所を測量してみる

 Googleマップでチェーン店なんかを検索すると、ずらっと現在地からの距離がついた形でリストアップされますわね。
 検索してそのままだと画面上半分に地図が出てるけど、スクロールしたら地図だけ隠せる。で、それをスクリーンショットしてSNSに貼る、というのを見かけちゃった。

 こういうやつ。 

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 でまあ、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、複数の場所からの直線距離がわかれば、これをどの場所から検索したかわかっちゃうじゃないですか。

 

 上の画像は、大阪市内のなんば駅近くからスガキヤを検索した結果ですね。
 なんば近くにはないので、大体10キロ内外ほど離れたスガキヤがリストアップされました。
 でもって、この数字を元に地図上で測量してみると、少しズレはするものの、1km足らずの誤差なんば駅近くを指しました。距離の表示がkm単位だったんで当然ですが。

 測量の方法は一応書かないでおくけれど、ごくごくプリミティブな方法。中学生でも思いつくようなやつ。

 

 1km程度の誤差範囲で出ちゃうなら、地方都市だと最寄り駅が割れるレベル。
 それだけ場所が絞り込めた上で、日頃の言動、最寄りのコンビニがなんだとか、行ったスーパーがどこだとかといった話を加味すると、より追求できます。

 

 これ、他人にやらせて自宅の情報出させるのにも使えかねないなあ。

 分布があまり多くないチェーン店を検索させるの。
 コンビニ検索させて「ローソン○○店」なんて、身近な地名がずらっと出たスクショを貼れなんていわれても、警戒されて上手くいかない。
 でも例えば、ドムドムハンバーガーくらいだとどうだろう。大阪の人がやっても身近な地名が出ちゃうけど、東北や北陸、九州の人だと身近な地名が出ない。
 それを、「ドムドム遠すぎチャレンジ」とかいって、最寄りのドムドムが一番遠かった人が勝ちだとかいってね。
 それで、43kmとか88kmとかえらく遠い街にあるドムドムのリストが出たって、それが自宅バレにつながるとは想像しづらい。でも誤差1kmでバレるの。

 おお怖い怖い……