■「魔法少女まどか☆マギカ」×「城プロ:RE」コラボキャンペーン開催!(3/3)
— 千狐(城プロRE公式アカウント) (@ShiroPro_STAFF) October 16, 2018
さらに、コラボ緊急出兵「異界門とお菓子の魔女」を開催中!
コラボ限定キャラクター「★5美樹さやか」や、
コラボ限定武器を手に入れるチャンス♪#城プロRE pic.twitter.com/zvatPR01n8
ずっとプレイしている「御城プロジェクト:RE」であるが、なんかよくわからんが、まどか☆マギカとのコラボイベントが始まった。
城プロREは、およそ2週間に一度ペースでイベントが開催され、一部イベントでは報酬として限定キャラが入手できる。
その限定キャラ入手方法が2通りある。
ひとつは、イベント限定マップをクリアすると入手できる、お城にゆかりのある物品を集めて、それを使って築城コマンドを実行すると限定キャラができる形。
(明石焼きを200個集めて明石城を築城する、弁当を200個集めて岩国城を築城する、といった珍奇な出来事になっちゃってることもしばしばだけども)
もうひとつは、イベント限定マップをクリアするたびに、ランダムで抽選が行われ、当たると新キャラがゲットできる形式。いわゆるドロップ式。
そして今回のまどマギイベントでは、新キャラとして美樹さやかがドロップで提供されることになった。
でもって、今回の美樹さやかは、他のキャラを強化するための素材として優良な設定になっていた。だから、さやかはたくさん欲しい。
そうなると、さやかがドロップすることを期待して、何度も何度もイベント限定マップ攻略を繰り返す、というさやか狩りが横行することになる。
美樹さやかといえば、「可愛い女の子かと思った? 残念! さやかちゃんでした!」 という定番ネタがあるけれども、今回はもう残念どころか、城プロREプレイヤー120万がさやかちゃん熱望であるよ。
しかし調査してみたところ、「さやか狩り」は非常に不吉な行為であった。
さやかは狩ってはいけない。
かつてさやかを狩らせたゲーム
ネットを「さやか狩り」で検索してみたところ、かつて「戦場のエレクトロガール」というゲームで、さやか狩りという行為が横行していたようだ。
このゲームは、ネットゲームに非常によくあるスタミナ制だったようだ。ゲームの戦場に出撃すると減って、時間経過で回復するというやつ。
しかしスタミナ制のゲームとしては非常に珍しく、常時出現する敵キャラクターが、スタミナを回復させるアイテムを制限なくドロップしていたそう。それを狩っていれば、本来は待たなければならない時間を待たなくてよくなる。
その敵キャラが、「さやか」という名前だった。
だから、アイテムを求めて何度も何度もさやかを倒す行為が横行し、それが「さやか狩り」といわれていた。
しかしこのゲーム、2013年にサービスインして、2016年10月にサービス終了。
3年半ほど続いたからには短命のゲームではないので、「さやかの呪いで死んでいった」なんてことはない。
のだが。
『戦場のエレクトロガール』のサービス終了に伴い
— 元戦場のエレクトロガール(元運営) (@ElectroG_NEO) September 26, 2016
『幻想のミネルバナイツ』や『ようこそ了法寺へ』への
移行キャンペーンの実施を予定。
詳細は近日中にゲーム内やPUSH、Twitterにて告知いたします。
※キャンペーンの内容は変更になる場合がございます。#戦場のエレクトロガール
ゲームが終了するにあたって、他のゲームに移行してもらうべく、キャンペーンを実施していた。
移行しろといわれても、やってたゲームのデータを別のゲームに引き継げるわけでもないのだが、ともかくふたつの移行先が提示された。
その移行先の2ゲームである。
「ようこそ了法寺へ」、これはあの萌え寺として有名な了法寺のゲームらしいが、あいにく17年7月に終了してしまった。「戦場のエレクトロガール」の遺されたプレイヤーを受け入れて、わずか10ヶ月のことであった。
2012年11月からと、なかなかの老舗ゲームだったのだが。艦これ(13年4月)より古い。
一方の「幻想のミネルバナイツ」も、これまた2012年10月からの老舗ゲームだったのだが、どうやら2018年2月末で終了していたらしい。
「戦場のエレクトロガール」遺民の受け入れから一年半は続いているのだけど、どうも、運営公式ツイッターが17年8月を最後に止まって、サービス終了アナウンスもしていないとか、ぐぐってもサービス終了に関する情報が殆ど見つからない(2chまとめ的なサイトに、ゲーム内のお知らせらしきものが転載されているのが見つかるだけ)。
そもそも、プラットフォームであるGMOのゲーム関連サービスが再編されたりもしていて、そのあたりで倒れていったのだろうか。
2作挙げて2作とも、あまり長くない期間で斃れているというのは、なんだかさやかの呪い感がある。美樹さやか関係ないけど。
ゲームどころか、プラットフォームまでえらいことになっているのが、呪いの強力さを感じる。
さらに。
「戦場のエレクトロガール」が終了してから一年半。ちょうど、「幻想のミネルバナイツ」が完全に終わってしまった頃に、新たなゲームが生まれていた。
「メモリア~戦場のエレクトロガール」というタイトル、アンドロイドを指揮して戦うという内容など、まさか旧「戦場のエレクトロガール」と無関係ではなさそうに見える。
プラットフォームは、GMO系からDMM GAMESに移動。「艦これ」を擁し(「城プロRE」も擁し)、他にも長寿タイトルも複数ある、まあ安定したところだ。まさかプラットフォームのほうが倒れることもなかろう。
が、3月6日から8月6日まで、5ヶ月という非常に短い期間で終了となってしまった。
これはもう、やはり旧作でさやかを狩ったがための呪いとしか思われない。
たった1作のゲームが「さやか狩り」という行為を横行させたがために、他の2作を巻き込み、ゲームのプラットフォームが大幅縮小、リブート作品までもが短期に終了してしまった。
これから城プロREで「さやか狩り」が起きようとしている。
大丈夫だろうか。不吉ではないか。
城プロREが斃れ、同じプラットフォームのゲーム(フラワーナイトガールとか千年戦争アイギスとか)が巻き込まれ、DMM GAMESまで採算が悪化して窮地に陥るような、恐ろしいことにならないだろうか。
【魔法少女まどか☆マギカ】「さやか狩り」イラスト/エースロケット [pixiv]
ちなみに、「さやか狩り」でぐぐって出てきたイラストはこれであった。