そういえばうちの家の前も、道路になってはいるけど、実は道路の半分まではうちの私有地であるらしい。
多分まあ、ひとかたまりの土地だったのを住宅用にするため、2列の短冊状に切り分けて、玄関造るために列の間に道を通した、というところだと思う。
もちろん、うちは私有地だからって別に何もしない。
しないんだけれど、まあ、家の前の道路において当然発生するような迷惑事象は起こる。これはもう、公道であろうが私有地であろうが、人が通れば発生する。ゴミ投げ込みやがったりとか。12.7mm機銃に対人センサー付けたものとか売ってないかと思うこともある。
まあそりゃ怒っても仕方ないから、何もしないけれど。
自動機銃仕掛けてるなんて公言したら避けて通られるから、もちろん公的には仕掛けてないことにしている。当たり前だろう。
ただまあ、やってる奴がおおよそにでも絞りこめる状態になると、やり場のない怒りがやり場のある怒りになってしまって、なかなか気分が悪くなる。
こうなるとカメラで現場抑えてどうこう、とやりたくなるのだが、あいにく我が家に発生したのは90年代の古いこと。今みたいに一万円以下でネットワークカメラ仕掛けてセンサー録画できる時代でない。
いやー、袋小路の一番奥にある家で、なんか会社始めて。
そうすると、車で出入りする客とか取引先らしい人らがでてくる。
で、うちは庭の広い家でもなし、前からずっと家の前に自転車を2~3台停めていた。
私有地だし、もちろん道の真中にまで広げるとかじゃなく、寄せられるだけ端に寄せて。しかもうちの前に電柱立ってるから、その影に入れる感じ。
別に、往来の妨害をしてたってことはないと思うのだけど。
しかし、奥の会社に出入りしている連中が、うちの自転車を邪魔に思うようになったらしくて。
それで、何か言ってくるとかなら対応の仕様もあったんだけど、いきなり実力行使。うちの自転車を、わざわざお向かいの家の塀の前に移動させる、とか、陰湿な嫌がらせをしてくるようになった。
それで、会社やってるとこの人に言ったりもするんだけど一向に止まず、着々とその家との仲が悪くなっていったのでした。
今はもう会社もやめたのか移ったのか、車が往来して嫌がらせをしていくこともなくなって久しい。今はもうそこの家との関係も正常化している。
まあ近所迷惑はお互い様なもので、私も小さい頃に家の前でボール遊びして庭に飛び込ませたりとかしてたわけだし。うちの家が一方的に被害者だったとも到底いえないし。
通りすがりで近所付き合いと関係ないくせして、嫌がらせだけやっていってた連中は、しっかり地獄の火の中に投げ込まれればいいとは思うけど。
まあニュースで捕まってたおじさん、というか79歳だとおじいさんかと思うが、ここまでこじれるまでにも何か色々あったんだろう。
話が変わるけれど、私前からずっと思ってる、持論というかがあって。
大阪泉州って、まあ岸和田だんじりファイターのイメージというか、荒っぽくて豪快な気風だと、外の人には思われてるんじゃなかろうか。
で、荒っぽくて豪快だと、陰湿なことはしない、と。
しかし、そういう荒っぽく明朗で爽快なのって、漫画の中の善玉ヤンキーやヤクザだけじゃないかと。
荒っぽいっていうのは、すぐ腕力に訴えたりしてしまうような、我慢が足りなくて品も悪い人でしょ。
そういう人が、陰険な嫌がらせを思いついたらそれを我慢できるかといったら、できない。
そうすると、人前ではオラオラしていて、人の居ないところでは陰険な嫌がらせに余念がない、という人物像が浮かび上がる。
まあ、泉州の気風がどうかとかは、気風なんていう曖昧なものをどうだと断じるのは難しいのでなんともいわないけれども。
上のような持論を持つに至るまでに何を見て根拠にしてきたか、というと、まあ、私は泉州で生まれ育ったという事実はあるが。
たまたま通りかかった泉州某所でなかなか強烈な私有地アピールを見かけた。
まあ、泉州は町が古くて道も町割りもぐちゃぐちゃになりがちで、道路の所有権とかも混乱してるんだろう。