堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

PCのHDD交換

 前からたまに面倒見ている、友人のお父さんのPC。

 Sandy Bridge世代のCore i3、15.6型のでかいやつで、メモリーはたっぷり8GBにしてあるから不足はない。
 写真家みたいな人が使っているからストレージは心配、と思いきや、もう律儀にこまめに光学ディスクに書き出しているからHDDには溜まらない。500GBが300GB以上空いたまま。
 まあ、一般的な用途ならまだ特に不足するような性能でもない。まだまだいける。

 それで先日、光学ドライブがだめになっていたのを交換した。
 その時に、ちょうど5年経過したHDDが気になり、そろそろ寿命が来るから壊れる前に変えておくほうがいい、とアドバイスした。
 というか壊れてからヘルプ求められる方が、やる私が大変だし。

 今日はそのHDD交換に着手。

 

 ということで、HDDを買ってきた。 

 amazonより、日本橋でんでんタウンの店頭の方が安かったな。店による価格差はそれほどではなく、私はドスパラで税を合わせて4650円で購入。ただリテールパッケージじゃなくてバルク品。(アフィリエイト貼っておいてこんなことをいう)
 まあ自分で使うなら、数百円の価格差で1TBが買えるからそっちにするんだけれど、今回は500GBでどう見ても十分なので。

 

 おや、と思ったのは、最近2.5インチHDDも7mmが増えているようで、9.5mmのほうが在庫が少ない。1TBならどっちもあったが、500GBだと9.5mmばかり。
 SSD準拠の方に主流のサイズがシフトしていったかな。

 PCの旧HDDは9.5mmなので、取り付けの段階で隙間ができてしまう。
 幸い、私がSSDを買った時に付属していたスペーサーがあったので、それを流用。
 一応かつては仕事でやってたこともある身、HDDがガタガタするような状態で引き渡しはできんわ。

 

 PCへの取り付け・取り外しは、大型デスクノートなのでネジ2本で簡単。
 旧HDDをまず取り出す。

 

 旧HDDをUSB外付けケースに入れ、私の母艦デスクトップPCに接続。
 EaseUS Todo Backupで、HDDイメージを作成。

jp.easeus.com

forest.watch.impress.co.jp

 USBケースの中身を新HDDに入れ替えて接続、同じくEaseUS Todo BackupでHDDイメージを書き戻し。
 でもって新HDDをケースから取り出してPCに接続。
 PCを起動すればそのままWindows 7が立ち上がってきて、これでもう作業終了。

 クラッシュしてからだと色々面倒になりがちだけど、壊れる前ならたったこれだけだもんね。

 

 でもって、処理が遅くなるような原因があったら見ておいてくれ、と注文されていたので、いくつか。

 怪しいマルウェアなど軽く探したが、IEツールバーが2つ入っていただけ。ちょっとしたゲームアプリがインストールされていたから、それにくっついてきたかな。
 常用しているブラウザはChromeだったから、気付いてないと思う。

 アンチウィルスソフトウェアがAvastのフリー版だったけど、私はフリーならMicrosoft Security Essencialsで十分と思ってるので切り替えた。
 よほどセキュアであることが求められる環境に、製品版のカスペルスキーなりNortonなりを入れてちゃんと使うならともかく、フリー版で済ませる程度の一般的用途なら、たとえMSEの検知能力が少々低いとしても実用上差にならんと思う。
 経験的にMSEは変なトラブル少ないから、私はこっちがいい。

 それから理由はわからんがCCleanerが常駐していたので、これも外しておいた。

 ソフトウェア関係はそれくらい。

 

 でもって、ディスククリーンアップをかけておいた。
 これでWindows Updateの古いファイルをばっさり削除しておく。10GB弱くらいあった。
 CCleanerは不要ファイルをスキャンして消すものであろうに、こんな大物ほったらかしてるのだな。

 

 で、Windows Updateが残っていたのでやっておく。
 .Net Framework 4.7に異様なほど時間がかかる。1時間以上かかった。.Net Frameworkはいつも遅いんだけど……
 まあ、それもなんとか終了。
 全部で5時間位、うち1時間はUpdateというところか。

 

 やっぱりHDDは壊れる前に交換しておくと早い。

 まあ、5年前のPCをまだ使っているなら、そろそろHDD交換しておくほうがいいわよ、と。