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堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

2016年に始めた・すぐやめたゲーム

ゲーム

ゲームもオンラインの時代になっちゃって、ゲーム一本遊ぶのも、ずいぶん重たい話になった。

昔は5000~10000円くらい払ってパッケージを買って、早ければ1週間、長くても数ヶ月くらい遊んで終わりだった。

オンラインゲームは、ピンとこなければせいぜい数時間、早いと10分とかで放り出す。一方で、しかしこれはいけるとなれば、年単位の付き合いになる。

まあ昔から、アーケードゲームは、1回やってつまらんなら二度と触らないけど、気に入ったら何ヶ月も100円玉を投じ続ける、というスタイルのものだった。別に付き合いの長いゲームが珍しいわけでもないか。

そうすると、パッケージ買い切りのゲームが廃れ傾向で、私の手から離れてしまったということになるか。据え置きゲーム機も持たず、PS Vitaもほぼ寝てるだけになったし。

さておき、昨年始めたり、昨年ちょっと触ってすぐ投げたりしたゲームの話。

 

 

始めたゲーム (1) 御城プロジェクト:RE

www.dmm.com

ちょっと2016年の話といって信じてもらえるかわからないが、mixiのマイミクの間で流行っていて、今年はタイムラインがこのゲームの話題で埋め尽くされている。それで6月頃に釣られて始めた。

艦これもういいや、グラブルログインしてるだけ、黒猫の宣伝バナー出てるなやらんけど、FGOはひとりやってるけど他はフーン、というタイムラインにひたすら城プロの実況とガチャ自慢が流れるのが、私の見ているmixi

www.youtube.com

最近突然こんな映像コマーシャルを発射して、プレイヤー側は混乱していたけれども、まあある程度話題にはなったようだ。

なんかもうゲーム内容を表現する気すらないようなある種の清々しさと、メインに起用したキャラが一乗谷城だというチョイスに関してはよろしいかと思う。

一乗谷城は抜群に秀逸なキャラでね。幸いそこまでレアじゃないので手に入れてみるとよし。

 

このゲームは、2014年11月に一度スタートして半年続いて一旦休止、ほぼ完全に作り直す形で一年近くかけてリニューアル、16年3月に再スタートしたのが現在の「御城プロジェクト:RE」という、珍しい経緯を辿っている。

私は6月くらいにスタートしたので、3ヶ月遅れ。さらにリニューアル前からの引き継ぎが結構大きかったらしく、やっぱりマイミクの旧作引き継ぎ組は、私よりいいキャラ持ってる。

しかしそれでも楽しく続けられたのは、タワーディフェンスとしてよくできたゲーム内容と、ゲーム周辺部分をごく簡略にしているおかげと思う。

 

タワーディフェンスゲーム自体に関わる、キャラユニットの仕様とか育成に関しては、把握しにくくならない範囲でいろんな要素がある。キャラは様々に異なった性能を持っているし、効率よく育てるには理解が必要だ。

それでも、どの要素にもちゃんと画面に説明がある。だから迷い考えはしても手探りにはならない。

ゲーム自体にもランダム性はないから、不思議の勝ちも不思議の負けもない。至って公明正大な内容。

 

それ以外に余計な要素はない。

ゲームで減ったユニットのHPさえ、終われば即全快。回復アイテムとか、修理に入って何時間待つとかはシステムごとない。

以前、「数時間ごとに城娘から贈り物がもらえる」というシステムがあったけど、効率のためには一日に複数回ログインしてチェックしなければいけないこれは削除された。代わりに、一日一度引けるおみくじに変更された。

ゲームにランダム性がないから、「高難度設定でこちらに瑕疵なくクリアしたマップは、気力を消費するだけで勝ったことにして経験値を得られる」なんてオート機能もついている。

おかげで、プレイヤーはみんな「新しく始まったイベントのマップをどう攻略するか」と、「新しくガチャに追加されたキャラを入手するべく課金して回すか、そのうち手に入るまで待つか」だけ考えればよくなっている。

 

しっかりとタワーディフェンスを遊ぶことに集中させる、他に余計な面倒をかけないシステムの設計はセンスがいい。

おかげで、新規プレイヤーも困りにくい。キャラを集めて育てて適切に配置してゲームに勝つ、それ以外のことで混乱させられずに済む。

まだゲームが新しいからかもしれないが、どうもリニューアル時に色々切り捨ててこうしたみたいだから、意図的にやってて今後とも続けるものだと期待はしてる。

そういうわけで、タワーディフェンスをやってみたい、友人がやってる、へんなCMで興味持った、DMMアカウントがすでにあるといった方は、やってみればよいかと思う。

 

ここまで、およそべた褒めで来てるけど、難点ももちろんある。

PCでプレイしていると、どうも何かプログラムが良くないみたいで、ほんの数戦もプレイするとどんどん処理が重くなる。操作が引っかかり始めたらリロード、と、ちょっと鬱陶しい。

Android版でプレイすると起こらないので、性能のいいタブレットがあるなら、そっちでやるほうが快適と思う。(スマホだとちょっと操作ミス起こしやすくて厳しめ)

 

それから、歴史キャラゲーとしては少し上手くない。

この点を艦これと比べると、あちらのほうは史実ネタをセリフから匂わせる形でモロに描かず想像させる。それであんなに二次創作が流行る上手さがある。まあ流行ったから史実ネタ拾って広めて膨らませてくれる人もついた、という面はあるにせよ。

城プロの方はというと、もちろん史実ネタと引っ掛けたキャラ付けはしているのだけど、それをギャルゲーのような形式の会話イベントでマトモに語らせてしまう。

この会話イベントを、キャラ立てに上手く使えている例ももちろんある(苗木城などが良い)が、ほとんど教科書的な解説が並ぶだけになってるケースもある。しかも、私が見てさえ、ちょっとツッコミどころが見えることもある。

マニアは、匂わせたネタを感じ取ってくれる味方になるけど、もろに書いたことには粗探しをする敵になりやすい。そこで、セリフで匂わせるだけに留めた艦これが巧いかもしれないな。

 

始めたゲーム (2) 発見!ニッポン城めぐり

cmeg.jp

元々そこらじゅうの城めぐりをするのは好きだけど、こういうアプリがあることを去年やっと知った。2010年にガラケーで開始というから、結構な老舗アプリだ。

全国3000の城の位置情報を持っていて、本当に聞いたこともないような城までみっちり押さえてあって、散歩や徘徊に便利。

それなりには歴史にも興味がある私くらいでも、まったく知らなかったようなマイナー城が、近所に発見できる。

城の位置を地図上で確認したり、現在地から近くにある城を探せたり、行った城は記録されて未訪問の城も確認できる。

 

しかし惜しむらくは、さすが7年もやってるゲームだけあって、「GPSで行った城をチェックする」という基本機能に、あれこれ屋上屋を架すような追加機能がいくつも乗っている。

見えている城の他に、ゆかりのある場所(非表示)でチェックすると発見できる「武将」のコレクションもあるというし、武将は見つけるだけじゃなくて石高を知行に与えて雇わねばならず、その石高は城を取ってして集めろ、武将には忠誠度あるから茶会や報奨金でつなぎ止めろ、さもないと離反する……とごちゃごちゃ。

それに加えて、自分の居城に土塁つけたり天守を建てたりとカスタマイズする城アバター、あー、これだいぶ前に流行ったやつ……

ちょっとこれは私は、城訪問記録以外の使い方はしないと思う。ちょっとついていけないし、頑張ってついていって面白い気がしない。

 

しかしまあ、こういう勝手に増築繰り返してぐちゃぐちゃになった家みたいなゲーム、なんだか懐かしい。

三色ポチポチゲーみたいな、根本的に面白くもないもんをどうにか維持するために、あれこれ追加要素盛り続けてそうなってたりしたものだ。

ああいうのも随分流行って、一体日本のゲームってどうなってしまうのかと思ったもんだけど、結局ゲーム自体で遊ばせるものに戻っていったな。元々面白いものに無理な増築はいらないから、最近九龍城みたいなゲームは減った。

 

ただ、そもそも「城に行って記録していく」とシステム自体が、すでに位置ゲーとして十分おもしろい内容にも思う。

同じように「通った駅を記録していく」というゲームである「ステーションメモリーズ」は、そのシステム自体を拡張して、「取った駅を次に来る人から守る」とか「駅単位だけでなく路線単位・県単位の踏破にもトロフィーを設ける」といった内容にしている。こちらはシステムに雑味がなくて遊びやすい。

アバターとか、似た内容の二重化でしかない武将コレクションより、もう少し上手い手はあった気がする。

でもまあ、アバターは一時期えらく流行ったもんだし、後知恵では計り知れない事情もあったのかな。7年遅れの参加じゃなにもかもわからない。

 

すぐやめたゲーム (1) なむあみだ仏っ!

hotoke13.jp

mixiゲームでどんどん宣伝していて、女性向けゲームであるのはわかっていつつ、私はわりと仏教ファンであるから一体どうなるのかと思って事前登録からプレイしてみたの。

「このゲームは、煩悩と呼ばれるものと私たち『仏』を戦わせるゲームだ」

 (なむあみだ仏っ! オープニングにおいて釈迦如来曰く)

アッハイ

その後、不動明王薬師如来虚空蔵菩薩を選べ、と。選んだら「その仏は君のものだ」と言われた。まさか虚空蔵菩薩を私有することになるとは。

いわゆる乙女ゲーの類かと思っていたら、主人公役の女性は煩悩に支配され、性欲のままに釈迦如来を逆レイプしかけたり。どうも女性向けの世界は何がNGで何がOKかわからない。

ゲームシステムがわかってみれば、まさか2016年に新規ゲームとして募集されるゲームが三色ポチポチゲーだなんて。mixiゲーム以前にスマホ用で先にやってたらしいけど、それも15年末くらいスタートみたいで。

さっそく「おでかけコンセプトガチャ」と称して、グラサンかけて洋装した釈迦如来(イケメン)が、オープントップのスポーツカーで助手席を空けてるレアカードが示されていたり。右ハンドルなところが日本的。

サービスインがクリスマス時期でもあり、イベントがあったけど、やはりイケメン釈迦如来がサンタコスで。

一通り楽しく笑えた。今更三色ポチポチゲーなんて賽の河原で石積みするのと変わらんからこれ以上やらないが、もう少し内容があれば面白さを掘ったかもしれない。

 

奇しくも、マーティン・スコセッシ監督によって映画化されるということで、久々に、不朽のキリスト教文学である遠藤周作『沈黙』を読んだ。

日本人に基督教を伝えても、ゼウスを大日如来と取り違えることに始まり、教えても教えても神はゼウスと異なるものに、教えもキリスト教のものとは異なるものに変質する。

そんなことが、棄教して日本人の名を与えられた元宣教師からも、かつて信徒だったが今は切支丹摘発にあたる奉行を務める武士からも、痛切に語られる。

別にキリスト教に限らず、仏教も別物にすり替えていく行為が、それこそ鎌倉時代にははっきり現れている。うちの家も浄土真宗だけれど、あの称名念仏に重きを置く教えが、どれだけ元の仏教からかけ離れているだろうか。

 

まあ、そういう私も、城プロのアイドル一向宗寺院にも、なむあみだ仏っ!にもただ笑うだけ。本当に知らずにならまだしも、私は仏教については少しくらい興味持って、知ってはいる部分もあるというのに、ただ笑うだけ。特に何も知らずに笑ってるより悪質かもしれない。

そして、多分信仰なんてない人達の商売で、仏様の名を持つキャラクターにサンタのコスプレをさせる。別にさほど怒る人もいなくて、むしろ怒る方こそ笑われる。

なにか、慣れているだけで、途方もない国におるのかもしれないなあ。そしてその融通無碍な宗教観こそ日本の素晴らしさだ、とかいうのが最近の流行りだろうか。

 

すぐやめたゲーム (2) グラブル・FGO

granbluefantasy.jp

グラブルは、DMMアカウントで入れるようになって、これだけ話題になって基礎教養めいてきてる作品だから、少しくらい触れてみようかと思って。

別にゲームが悪いからやめたわけではなくて、もう艦これと御城プロジェクトRE、スマホではステーションメモリーズがあれば十分、というか、これ以上はキャパオーバー。よほど想像以上に面白いのでなければ、最初から少し触る程度に留めるつもりだった。

 

なんだろう、ユーザーの意志によるゲーム性があるようでいて、介入範囲は限定的、結局レアリティ高いものをガチャから得るのが重要っぽい。でもまあ必死で課金しなくても、無~微課金でゆっくりならついていける、くらいの調整なんだろうと思う。

パズドラに始まり、タワーディフェンスや、ラブライブアイマスで出たみたいな音ゲー、色々ゲーム性高める試みはあるけど、あんまりゲーム性高いと腕前の問題という厳しい現実で足切りがかかる。私も切られる。

時間(または課金)さえかければ進むゲームにしておいて、ストーリーを読ませるものだというから、それこそファミコンの昔からのRPGにあたるのがこのあたりなのかな。

Fate/Grand Orderも、ログイン方法以外は同じように初めて、同じことを思って、同じように予定通りすぐやめた。

 

ドラフという種族が大体エロ同人誌で大人気だと聞いていて、特にダヌアというのが人気が高いと聞いていたが、当然ながらレアリティ高くて目にすることもなかった。

ガチャでアルルメイヤを引いて、初めて知ったハーヴィンという種族、なんかロリ巨乳どころか幼稚園児の骨格に豊満な成人の肉付けしたような、えらく業の深いデザイン。

プレイヤーの友人に聞くと、アルルメイヤも結構な人気キャラらしく、メロンブックスで実地調査してみたら確かにいくつもあった。

ドラフだって身長130cmくらいしかない設定だとも聞いて(女性のドラフはカルバしか持ってなくて、ポーズ的に絵でわからなかった)、そんなに低身長重肉付きな世界なのかと。BMIよりローレル指数使うのかな。

 

www.fate-go.jp

FGOについては、なんというか、随分前にFate/stay nightをやったので知識が止まってるから、たまに「ランサー」といってあの青いクーフーリン以外を指してることがあるのに困惑してたくらい頭が古くて、もう追いつけない気がして。

「そうか宮本武蔵と来たか。外道だな」と思った人は多いらしいけど、私は梶原一騎『斬殺者』のせいで、友人他多くのひとは『ヴィラネス-真伝・寛永御前試合-』のせいで、もしかしたら志茂田景樹『外道・宮本武蔵』のせいだったりすることもあるんだろうか、とか、外野からいらんこと言ってるのが楽しい。

船乗りもいるみたいだしフランシス・ロロネーとか、カリギュラやネロがありならもちろんスターリンもありだろうし、科学者ありならルイス・スローティンなんてある種の英雄かなとか、日本的には菅原道真や崇徳帝あたりの呪い力に長けた方々とか、各方面に差支えのある人物の登場が待たれる。

大丈夫大丈夫、YHVHを各国の神々で囲んで棒で叩くゲームが許されてるんだから。

sai-zen-sen.jp

それと最近のゲームはおまけ漫画が過剰に面白くなければならんものなのだろうか。出版不況の漫画雑誌より、ゲーム会社の方がギャラも待遇も良くて張り合いがある、なんて話だったらどうしよう。

 「漫画はすごい面白い」といわれて見たら本当に面白くて、そして面白かったことは覚えているけど、それが何のゲームだったか思い出せない、というような例すらあった。なんだっけ……少なくとも2年は前からある有名ゲームで、凄まじく心無い芸風の漫画だったんだけど……