堺風の頭部

徘徊、カメラ、PC、その他。

2016年に始めた・すぐやめたゲーム

ゲームもオンラインの時代になっちゃって、ゲーム一本遊ぶのも、ずいぶん重たい話になった。

昔は5000~10000円くらい払ってパッケージを買って、早ければ1週間、長くても数ヶ月くらい遊んで終わりだった。

オンラインゲームは、ピンとこなければせいぜい数時間、早いと10分とかで放り出す。一方で、しかしこれはいけるとなれば、年単位の付き合いになる。

まあ昔から、アーケードゲームは、1回やってつまらんなら二度と触らないけど、気に入ったら何ヶ月も100円玉を投じ続ける、というスタイルのものだった。別に付き合いの長いゲームが珍しいわけでもないか。

そうすると、パッケージ買い切りのゲームが廃れ傾向で、私の手から離れてしまったということになるか。据え置きゲーム機も持たず、PS Vitaもほぼ寝てるだけになったし。

さておき、昨年始めたり、昨年ちょっと触ってすぐ投げたりしたゲームの話。

 

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「うらら迷路帖」に期待するためのきららミラク秘話

私は2009年に、「GA 芸術科アートデザインクラス」のためにまんがタイムきららキャラットを読み始めて、MAX・本誌と創刊したミラクを合わせた四誌に手を広げ、2015年末に「GA」が終わるまで購読し続けた。

去年の今頃は生活も酷かったので、「GA」の終了が結構に大ダメージで、それを乗り越えてなおきらら系を読み続ける気力を持てず。

 

私が読み始めたのはちょうど、「けいおん!」のヒットから、きらら系萌え4コマを原作にしたアニメが、コンスタントに出るようになった頃だった。イキのいい時期は見てきたと思う。

 

2011年半ばに創刊したまんがタイムきららミラクは、創刊から見届けられた故に、いろいろな思いがある。

「もっと自由に、四コマを」というキャッチフレーズでもって、かなり冒険的な作品を集めて出発したら、それが無茶だったようで、数々の事故を起こしていた。

やっぱり売れ行きも悪かったんだろうと思う。本屋に置いてないことが多くて毎月面倒だった。

2014年後半から、半年おきにミラクからアニメ化作品を出していたのは、テコ入れだろうとは思わざるを得なかった。

 

それで2017年1月から、「うらら迷路帖」が放送されると聞いて、この作品がここまで来るまで色々あったなあ、と思う。

最近一年は読んでないのだけど、これがアニメ化されることはまあ、なるべくして、というか、多分そのつもりで仕掛けた作品だったろう、と思う。

そしてその歴史には、「うらら迷路帖」に期待せざるをえない秘話があるのだ。

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泉佐野再確認(1) 泉佐野丘陵緑地・茅渟宮

私のルーツと呼べる土地は中途半端に複数あり、どれも大阪府ではあるが、本籍地は堺にある。出生地は貝塚市だったらしい。

そして記憶は泉佐野市から始まって、中学まで通って、高校は大阪市内に行った。

だからまあ、故郷というと泉佐野ということになるのだが、残念なことに、その泉佐野市に愛着がない。

私の口から泉佐野市の悪口を聞いたことがない友人はひとりもいないと思うが、悪いところは無数にあるけど褒めるところを何も知らないから仕方ない。

大体、泉佐野出身とかいったら「市の名前を売りに出した」とか「犬税」とか恥ずかしい話ばかり知れ渡ってて、もう他所じゃ堺出身というてるからな。故郷喪失だよ。ハイデガー。意味知らんけど。

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しかし、まあ、一応出身地をそこまで嫌悪してるのも寂しいものではある。嫌う理由が過去に遡って消えたりはしないものの、ちょっとくらい褒めるところも見つけられないものか。

無理な可能性もあるが、ともかく泉佐野の見どころを探し直そうという試みである。なんもない可能性もあるが。

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